【肩こり・腰痛】デスクワークにおすすめの肩・腰の負担を減らす座り方
2019.01.28
「仕事中に座っていると、だんだん腰や肩がしんどくなってくる」
「デスクワーク中におすすめの座り方があれば知りたい」
このブログでは、デスクワークをしていると肩こりや腰痛に悩まされていて負担を減らすことのできる座り方を知りたいと思っているあなたに向けて記事を書きました。
【肩こり・腰痛】肩・腰の負担を減らす座り方とは?
デスクワークの方は、とても多くいらっしゃいますよね?常に座って仕事をするってとても大変な事です。その結果肩こりや腰痛が酷くなる人が多くいらっしゃいます。どうしてこんなにも多くいらっしゃるのでしょうか?
実は、肩や腰に負担がかかるのには、「頭の位置」が関係しています。頭の重さはボーリングのボールと同じくらいあると言われています(約5kg)。その5kg程ある頭が身体の中心から離れるとしたらどうでしょうか?
負担(負荷)は「運動量(仕事量)×時間」で表すことが出来るので、悪い姿勢を続ければ続けるほどに、肩や腰の影響を強めてしまいます。さらに、同じ体勢を長く続けることによって、肩や腰に痛みが出る可能性が高くなります。
では、どんな座り方がいいのでしょうか?
【肩こり・腰痛】デスクワークの方におすすめする座り方
ます、座る姿勢で重要なポイントは「骨盤」と「肩」になります。この部分さえ気をつけることが出来れば、必然的に肩や腰の負担を軽減させることが出来ます。
その① 骨盤の角度に気をつける
悪い姿勢の場合は、骨盤の位置が前後にずれてしまっていることです。骨盤が前に倒れれば、反り腰や背中に力が入り、骨盤が後ろに倒れれば猫背の様になってしまうので肩や腰の負担を強めてしまいます。そうならない為には、「骨盤を立てる」ことが大切です。
骨盤を立てるとは、正座をしているような時の骨盤の位置です。正座をすると、骨盤を前後に倒したりすることは大変ですよね?この骨盤を立てることによって、背骨が上手くクッションの役割を果たしてくれるので、負担を軽減させてくれます。
実際に座るときには、深めに座って背もたれを使うことが出来ると、自然と骨盤が立つようになるので試してみましょう。
腰痛を悪化させる姿勢と股関節可動域の関係の研究結果では立位よりも座位での腰痛が多いことがわかっています。これは股関節を前に曲げる動作が制限されて、骨盤が後ろに倒れて太もも裏の筋肉も固くなることが予測されているためです。
その② 肩の位置に気をつける
デスクワーク中にどうしても頭の位置が前にずれてしまう場合ってありますよね?実は肩が内側に入ることによって、前に行きやすくしているのです。結果、猫背のような悪い姿勢が続いてしまうのです。更に脇が開いた状態だとより前にずれやすくなります。
そうならない為には、脇を軽く閉じて力こぶの部分を前に向けて、手首だけ返すことが必要となります。肩の位置がしっかりとした位置にとどまることによって、頭の位置が前に行かなくなります。無理やり首を前に倒そうとすると出来ますが、より辛くなると思います。
【肩こり・腰痛】仕事中にこの座り方は出来ない・・・
「姿勢が悪いことはわかっているけれど、仕事中には難しい・・・」って方も多いですよね?実際当院に来られている患者さんの中にもいらっしゃいます。ではそのような場合はどうしたらいいのか?
負担は「運動量(仕事量)×時間」なので、どちらかでも減らす努力をする必要があります。正しい姿勢は、長時間続いた悪い姿勢をリセットする目的で行なうようにしましょう。座り方が出来ない場合でも、少し立ち上がったりストレッチして同じ姿勢を続けないように心がけると、今現在よりも負担を軽くすることが可能なので、デスクワークで肩や腰が辛い方は、気にしてみましょう。