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坐骨神経痛に湿布は効かない?間違った湿布の貼る場所と位置はコレだ!

2019.08.05

「お尻から足の痛みやしびれで湿布を貼っているけれど、あまり効果が無いような気がする」

このブログは坐骨神経痛で湿布を貼っているのに効果を感じられていないあなたの為に記事を書きました。

坐骨神経痛とは?

湿布の効果や貼る場所をお伝えする前に、坐骨神経痛とはいったい何なのかを簡単にお伝えしていきます。

坐骨神経は、腰から足にかけて走行している神経の総称で、その神経の走行上に痛みやしびれが出るものを坐骨神経痛と言います。痛みの種類としては、鋭い痛みやビリビリ電気が流れるようなしびれ、またはズキズキと疼くような痛みやしびれがお尻、太もも裏、スネやふくらはぎに出ることがあります。

この坐骨神経痛は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症といった腰椎の疾患によって起こることもあります。

坐骨神経痛は、関節の動きが悪くなったり筋肉が硬くなることによって、血流が悪くなり痛みやしびれが引き起こされます。

坐骨神経痛に湿布を貼る効果

坐骨神経痛に対して投薬療法は効果的であると日本腰痛学会も発表しています。主に推奨されている薬は

・非ステロイド性抗炎症薬
・Caチャネルα2δリカンド
・セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬

となっています。痛み止めと湿布の効果には差はありません。皮膚上から血管へ成分を運ぶのか、胃から血管へ成分を運ぶのかの違いだけです。

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特に整形外科で処方される湿布は「モーラステープ」や「ロキソニンテープ」が多いでしょう。

坐骨神経痛で湿布を貼る位置や場所

基本的に痛みが出ている部分に対して湿布を貼っている方が多いと思いますが、実は坐骨神経痛の場合は「トリガーポイント:関連痛」と呼ばれる原因もあるので一概に痛みが出ている部分に対して貼ればいいというわけではありません。

※トリガーポイントとは、痛みを引き起こす引き金となる部分という意味があります。

例えると、太ももやふくらはぎに痛みが出ている場合でも腰やお尻の部分が引き金となって坐骨神経痛を起こしやすくなります。

ですから、腰やお尻・股関節の周りに貼ることをオススメします。

また、痛みが出ている部分に対して湿布を貼ることで痛みが和らぐことがあります。これは、湿布の効能ではなく、「痛い」という信号よりも「触った」「湿布を貼った」という指令が脳に伝わる速度が速い事によって起こることもあるので、まずは何が原因で坐骨神経痛が出ているのかを調べる事が理想です。

坐骨神経痛で湿布は妊婦に使用できる?

妊婦さんの場合は、ホルモンの影響によって腰痛や坐骨神経痛を引き起こしやすい環境となっています。

妊娠中には、週数や体質の変化、合併する病気などを医師が考慮した上で処方されることもあります。ただし、一部の湿布には「非ステロイド性消炎鎮痛剤」が含まれている可能性があります。使用することで薬の成分によって胎児へ送っている血管が閉じてしまう可能性があるので使用してはいけないと厚生労働省も発表しています。(第1類医薬品・第2時医薬品の一部)

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坐骨神経痛で市販されている湿布はどんなもの?

坐骨神経痛に対して推奨されている薬は市販されている物でも購入は可能です。但し個人で判断する前に一度医療機関を受診してから利用できると非常にいいです。

モーラステープ(ケトフロフェンテープ)

病院でも処方されるものではありますが、一番注意しなければならないものは「光線過敏症」と呼ばれるものです。頻度は稀ですが、重症化する前に以下の事を気をつけるようにしましょう。

・モーラステープを貼った部分が紫外線に当たると、紅斑、発疹、刺激感などの皮膚症状があらわれる場合があります。薬の成分が4週間残ると言われているので少なくても剥がしてから4週間は紫外線に当てないようにしましょう。

ボルタレンテープ

ロキソニンテープ(ロキソプロフェンテープ)

MS温・冷湿布

湿布で悩むポイントの1つで、「温湿布がいいのか?冷湿布がいいのか?どちらがいいの?」と悩まれる方は多いのですが成分の違いは「温湿布=トウガラシ成分」「冷湿布=メントール成分」の違いだけで効果的な差はありません。また、刺激性が強いものになるので粘膜などのある眼や鼻を触れないように注意しましょう。

坐骨神経痛で湿布が効かない…

湿布の場合は主に対処療法が目的なので炎症を治める作用はありますが、何故その部分に対して炎症が起きたのか?といった原因に対してのアプローチではないからです。慢性の坐骨神経痛の場合には、何かしらの負担が坐骨神経上に加わった結果痛みやしびれを引き起こします。

坐骨神経痛は、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症といった病気でも起こりますが当てはまるものは全体の15%ほどです。それ以外の85%の場合は違う部分に対してあると厚生労働省も発表しています。

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まとめ

病院ではまず痛み止めや湿布を処方されます。それで坐骨神経痛が良くなればいいのですが基本は対処療法です。その瞬間に症状は取れるかもしれませんが、何故痛くなってしまったのかを理解しなければまた同じことを繰り返しやすくなります。もちろん大事な試合や予定がある場合には使用してもらった方がいいでしょう。

湿布が効かなかったとしてもそれが最終手段ではないということだけ理解して頂ければと思います。

当院での坐骨神経痛の治療法

当院では現在の坐骨神経痛はどのような状況なのかを細かくカウンセリングさせていただき、筋膜や関節の状態を調べる検査を行って原因を特定していきます。

もちろん、内臓疾患や悪性腫瘍が疑われる場合は病院に行くことをオススメ致します。

原因部分が見つかれば、その部分に対してマッサージや鍼灸治療、ストレッチといった整体なども含めてアプローチしていきます。最後にほとんどの方の坐骨神経痛は日常生活内での負担が蓄積されている結果なので、日々の中で簡単にお伝えできるストレッチやセルフケアをお伝えしてきます。

坐骨神経痛と椎間板ヘルニアの治療、検査、ストレッチ、寝方の違い

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