ウイルス対策に免疫力を高めるには鍼灸がおすすめ|亀有の整骨院、マッサージ

亀有駅前・亀有リリオ館6F(イトーヨーカドー)
  • お気軽にお問い合わせください

    0366624110

    施術中はお電話に出ることが出来ないので、留守番電話にメッセージを入れてください。こちらから折り返しご連絡させていただきます。

    • 営業時間 10:00~20:00
      ※土日祝もやっております。第二木曜休み。

    • (けやきの森 with Pure)
    • (リラクゼーションルームピュア)

ブログ

ウイルス対策に免疫力を高めるには鍼灸がおすすめ

2021.09.24

昨年から続く新型コロナウイルスの影響は、ワクチン接種が始まってから少しづつ減ってきたように思えます。ですが、変わらずマスクの着用、手指のアルコール消毒を徹底するなど感染を防ぐための措置はいまだに必要です。

出来る範囲で感染予防を行うのは当たり前だとして、ほかにどんな予防対策があるのか考えてみたところ、「鍼灸には免疫力を高める効果があるのか」という疑問が浮かび上がってきました。

鍼灸は昔から様々な病気に対しても積極的に取り入れられていて、その一つが免疫力を高めることにあると言われています。

鍼灸による施術がなぜ免疫力アップに繋がるのか、解説していこうと思います!

鍼灸が体に与える効果について

鍼灸は主に中国、日本、韓国で医療として行われていて、東洋医学として世界的に知られている医療の一種です。体に流れる気の流れを経絡と言っていて、その流れが悪くなることであらゆる部位に痛みを起こすと言われています。

東洋医学で基本的な要素として、「気・血・水」が挙げられます。

  • 気・・・体全身に流れるエネルギー
  • 血・・・体全身に栄養を運ぶ血液
  • 水・・・血液を除く体液(リンパ液など)

細菌やウイルスを体の外から侵入した「邪気」と表現していて、この邪気が気や血が流れる経路を乱す原因となっています。鍼灸はそう言った気の乱れた経絡を刺激することで、症状を起こしている原因を取り除くことが出来るんです!

鍼と灸について

鍼は体の経穴(ツボ)を刺激するために必要な器具で、筋肉に刺すことで筋繊維を刺激し、緊張を和らげる効果があります。これは交感神経の興奮を抑制する効果が鍼にあるためで、自律神経の乱れを正して、正常な体調に戻してくれます。

灸は艾(モグサ)と呼ばれるヨモギの葉を使って、直接肌に乗せて火で燃焼することで、患部に温熱効果を与えたり、気の流れを悪くしている経穴に行なうことで症状の改善が期待出来ます。

鍼と灸は現在では一緒に扱われていて、鍼灸院では基本的にどちらも行われています。
症状や疾患別に鍼と灸を使い分け、鍼は急性的な怪我(捻挫や打撲、挫傷)に、灸は慢性的な肩こりや腰痛にそれぞれ行われることが多いみたいですね。

鍼灸は免疫力を高めることが出来る!?

免疫は体に備わる防衛システムで、体の外から侵入した異物(病原菌やウイルス)を排除する機能を持っています。免疫に関わる細胞はほとんど血液の中に含まれていて、白血球がその役割を果たしています。

鍼灸にはこの免疫細胞を活性化させる効果があると言われています。東洋医学の考えでは、気の流れが悪くなった経穴(ツボ)に鍼を刺すことで、周辺の筋肉や神経を刺激して血流を良くします。

血液には酸素などの栄養分が多いので血流が悪いと痛みの原因になってしまい、それが病気を引き起こしたりします。

血流が良くなれば、組織に新鮮な血液が流れるので、免疫細胞も働きやすくなるというワケです。

鍼灸と免疫細胞の関係

免疫細胞にもいくつか種類があり、血液に流れる白血球が有名です。

白血球には好中球、好酸球、好塩基球があり、これらは血液中を常にパトロールするように流れていますが、血液以外のリンパ液には単球(血管に入るとマクロファージ)、NK(ナチュラルキラー)細胞があり、体全体をそれぞれ守っています。

鍼灸の効果には、リンパ管にある単球やNK細胞を活性化させることが出来ると考えられています。

単球⇒別名”貪食細胞”と言われていて、好中球が処理できない強力な病原菌が侵入してきたときに、駆け付ける免疫細胞です。血管内に入るとマクロファージと名前を変えて、取り込んだ異物の情報を司令塔のヘルパーT細胞に伝える役割を持っています。

NK細胞⇒この細胞は、細胞内に侵入したウイルスやDNAに傷がついて癌化した細胞を処理する役割を持っています。汚染された細胞を処理する機能で言えばかなり強力で、大抵のウイルスやがん細胞はNK細胞によって排除されています。

これらの免疫細胞は鍼灸によって活性化し、結果的に免疫力を高められるとされているので、鍼灸の施術を定期的に受けられている人は、体調を崩すことが無くなったという人が多いようですね!

まとめ

鍼灸は、気の流れ(経絡)が悪くなっている部分(経穴:ツボ)にアプローチをすることで、症状の改善だったり、免疫力を高める効果があります。

鍼は筋肉に刺すことで筋肉に刺激を与え、血流を良くすることで、免疫細胞の活性化、筋緊張の解消による交感神経興奮の抑制が期待できます。

灸は経穴を的確に狙って行うことで、慢性的な肩凝りや腰痛を和らげると共に、患部を温めて血流を良くすることが出来るので、鍼と同じく免疫細胞を活性化します。

腰痛など同じような疾患でも、症状を改善させる方法は山程あり、その中の一つが鍼灸です。「病は気から」という言葉があるように、病原菌やウイルスに打ち勝てる免疫力を身に着けることが、これからも重要になってきますね。

当院のLINE公式アカウントはこちらから

ページトップへ戻る