むちうち症(ムチウチ)とは?主な症状や治療期間について解説
2022.05.02
『最近、首や背中が急に痛くなって、むち打ちなんじゃないかと心配になっている』
『交通事故に遭って、次の日くらいから頭痛もあり、何だか気分も悪い』
『一体、この首の痛みや背中のダルさは何なのかを調べている』
このブログは、首や背中が急に痛くなったりダルくなってしまったあなたに向けて記事を書きました。
むち打ち(ムチウチ)はどんな痛み?
むち打ちは、正式名称で言うと『頚椎捻挫:けいついねんざ』と呼ばれるものです。捻挫は、骨や椎間板には問題が無く、その周りの靭帯や軟部組織の損傷によって起こるもので、場合によっては痛みだけではなくしびれを伴うこともあります。
むち打ちと言うと、首や背中が多く思われがちですが、実はこのむち打ちは身体の至る所で起こる可能性があります。
- 首の痛み
- 背中の痛み
- 腰の痛み
- 足の痛み
- 腕や足のしびれ
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 全身の倦怠感
- 不眠 など
むち打ちは、どんな痛みが出るのかと言うと、これは人それぞれ異なります。人は閾値(いきち)と呼ばれる痛みを感じるレベルが個々で異なるので、ズキズキと鋭い痛みを伴う人もいれば、首から殻にかけて鈍痛のような重たい痛み、または倦怠感、腕や足がしびれて痛いなど多岐にわたります。
むち打ち(ムチウチ)の症状
むち打ちになりやすい1番の状況は、交通事故や転倒などによる強い外力が身体に加わることによって起こります。特に首回りは、とても小さな骨が連なって頚椎を構成して、約5~6Kg程ある頭を支えています。
その部分に一過性にでも強い外力が加わったとしたら、反動で痛みやしびれ、重だるさなどの症状を引き起こします。
また、コンタクトスポーツと呼ばれるラクビーやアメリカンフットボール、スキーやスノーボードでの転倒時にも起こりやすい症状です。
このむち打ちは、衝撃を受けた直後に症状が出る場合もありますが、緊張状態が続いていた場合などは、2~3日後に症状が出てくる場合もあります。大げさではなく、危険なケガなども隠れているかもしれないので、交通事故や強い衝撃による転倒などが起こったら、まずは整形外科を受診して検査だけは受けるようにしましょう。
むち打ち(ウチウチ)の治療法・対処法
むち打ちになってしまった場合は、一般的には炎症を抑えるような治療法を行います。痛み止めや湿布は急性期には効果的と言われているので、病院ではこのような方法を取ります。
また、首の場合は、頭の重さによって首への負担が強くなっている場合は固定するためにコルセットを処方されることもあります。
痛みが治まってきてからは、患部の血流を良くさせる為に温めたり、リハビリとしてストレッチ屋マッサージ、首のけん引療法、筋力トレーニングを行って、組織の柔軟性を出す治療を行っていきます。
むち打ち(ムチウチ)はどれくらいで治る?
交通事故などの外力にもよりますが、軽度のむち打ちであれば、1~2週間と病院でも診断されます。長いと3~6ヶ月、最悪の場合症状が残存したままという場合もあります。
出来るだけ症状が長引かないように、まずは痛みが出ていなくても交通事故や転倒した場合は、早急に整形外科を受診するようにしましょう。
また、急性期で炎症が強い場合は、痛み止めや湿布を処方されたのであれば、しっかり使い切るようにしましょう。炎症が起きてい場合は、動かすことも困難なので、炎症が取れてから運動療法を行うようにしましょう。
また、むち打ちになると安静にする期間も増えてきますが、安静期間が長いと、首や肩回りなど全身の筋肉の柔軟性の低下、または血流が悪くなってしまうことで、かえって症状が強く出てしまったり、首や肩の関節などの動きが悪くなってしまう場合もあるので、痛みやしびれなどの症状が軽減したタイミングを見計らって動かすこともポイントです。
交通事故のむち打ち(ムチウチ)は当院にご相談ください
葛飾区亀有にあるけやきの森整骨院では、むち打ちに対する痛みやしびれを取り除く施術を行っています。
もしも交通事故でむち打ちになってしまった場合は、まずは整形外科を受診するようにしましょう。
どうやって整骨院で交通事故によるむち打ちの施術を受ければいいのか?手順などは『交通事故に遭ってしまった場合の手順はこちらをご覧になってください。』
その後、亀有付近で整骨院を探している場合は、一度ご相談ください。