マタニティマッサージはいつからいつまでの期間に受ければいい?
2022.05.04

「現在妊娠中で、肩や腰が辛くてマッサージを受けられるところを探している」
「マタニティマッサージは、いつからいつまで受けられるのか?疑問に思っている」
このブログは、マタニティマッサージを受けたくて、いつから受けられるのか?とお悩みの方に向けて記事を書きました。
マタニティマッサージはいつからいつまで受けられる?
マタニティマッサージをいつからいつまで受けてもいいのか?という明確な期間は決められていませんが、妊娠中は体調の変化や妊娠の経過を考慮しつつ、自己判断もしくは主治医の先生にマッサージを受けても良いのか相談してみましょう。
妊娠初期のマッサージ
マタニティマッサージを受けられるのは、妊娠初期は、安定期に入った妊娠16週目(5カ月ごろ)とされている所が多いです。つわりが治まっている頃と考えられるので、医学的に決まっているわけではないですが、母体や赤ちゃんを第一に考えましょう。
また、人によっては妊娠16週目を超えても、つわりが酷く体調が安定していない人もいると思うので、まずは体調が安定してからマッサージを考えるようにしましょう。
臨月のマッサージ
臨月の妊婦さんでもマタニティマッサージを受けることが出来ます。しかし、妊娠後期になると、お腹も大きくなってくるので、うつ伏せでお腹を圧迫するような施術は出来ません。また長時間の仰向け姿勢も辛くなってきますので、横向きや座位の姿勢を中心にマッサージを行います。
日常から体への負担が強くなっているので、マッサージ中は心地よい体勢を心掛けるようにしましょう。
マタニティマッサージの注意点は?
安定期に入ってからも、妊娠後期に向けてお腹も大きくなり体調の変化などによっても、通常よりも大きな負担がかかってきます。
負担はストレスにも繋がってくるので、マッサージを受けている時に不快に感じたり、体勢が辛いなどの自覚が芽生えたら、遠慮なく施術者に伝えるようにしましょう。
また、「痛みやしびれが強くなった」「体調が悪くなってきた」という場合も、遠慮なく伝えてマッサージを中止するようにしましょう。
ママが不快に感じていることは、お腹の赤ちゃんも不快に思っています。まずは、心地よくマッサージを受けられ宇状況や環境を整える事を優先しましょう。
マタニティマッサージを受けて期待できる効果は?
マッサージを受ける事で、筋肉や関節の柔軟性を出すだけではなく血流改善、リラックス効果が見込めます。
腰痛や体のコリの緩和
妊娠中はお腹が大きくなってくるので、体のバランスを保とうとするので、反り腰になりやすくなります。
腰でお腹を支えるようになるので、腰痛や坐骨神経痛といった下半身の症状、妊娠後期にはリラキシンというホルモンの分泌によって骨盤が緩み、股関節やお尻に痛みやしびれが出る場合があります。
筋肉や関節が要因で腰痛などの症状を引き起こしているのであれば、マタニティマッサージによって筋肉や関節の柔軟性が高まり、血流が良くなるので症状緩和が期待できます。
足のむくみや冷えの軽減
妊婦さんに特に多いお悩みの一つが足のむくみや冷えです。
妊娠中は運動不足になることで、筋肉を使わなくなり血液やリンパの流れが悪くなりやすい状況です。また、妊娠中は血液中の水分量の増加、子宮の圧迫によって下肢に繋がる血管を圧迫するしてしまうことで起こりやすくなります。
血液はマッサージで流れが良くなりますが、リンパ液は筋肉を動かさないと流れません。また、老廃物の排出で必要な毛細リンパ管が閉じた状態の場合は、足のむくみが起こりやすくなります。
リラックス効果
妊娠中は自律神経のバランスが保ちにくく、交感神経が優位になるようなイライラしたり、不安になったりと安定しにくいです。
このような場合は、マッサージがおすすめです。
マッサージを受ける事で、交感神経優位な状況から副交感神経優位(リラックスするときに働く)となり、心身ともに安らぎます。
普段から緊張状態が続いている妊婦さんは、回復力や免疫力の向上、不眠の改善・予防も期待できます。
まとめ
マタニティマッサージはいつからいつまで受けられるのか?理解していただけましたか?
妊娠中は特に痛みやしびれのトラブルがなくても、思うような行動が出来ず、運動不足や食事制限からストレスが溜まりやすくなります。
そんな時は、マタニティマッサージで快適な生活を送れるようにしてみてくださいね。
東京都葛飾区亀有にある、けやきの森整骨院ではマタニティマッサージから産後ケアまで行っています。妊娠中で身体の不調を感じている妊婦さんは、一度ご相談ください。