坐骨神経痛に湿布は効果的?有効な場合のたった1つの症状とは?
2022.05.08

「お尻から足にかけて痛みやしびれが出ているので、自分で出来る対処法を探している」
「坐骨神経痛と診断されて、湿布を処方してもらったけれど、自分の症状に効果的なものなのか疑問に思っている」
このブログは、このようなお悩みを抱えた方に向けて記事を書きました。
坐骨神経痛になる原因は?
坐骨神経痛は、腰から足にかけて坐骨神経と呼ばれる神経が奏功しています。この神経は人間の中でも最も太く長い神経と言われていますが、この坐骨神経の走行上に痛みやしびれなどの症状が現れるものを「坐骨神経痛」と言われています。
原因は様々ですが
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 変形性腰椎症
- 腰椎すべり症
- 梨状筋症候群 など
腰椎に疾患がある場合や筋肉が原因となって起こるものがほとんどです。
坐骨神経痛に特別な効能の湿布はあるの?
湿布も含めて、万能薬のようなものは存在しません。主に湿布の効能としては
- 筋肉の痛み(筋肉痛)
- 関節痛
- 捻挫や打撲などのケガ
このようになっています。もしも坐骨神経痛がケガによって起こったのであれば、湿布が効果的な可能性がありますが、慢性的に坐骨神経痛を患っている場合は、あなたが思っている効果は望めない可能性が高いです。
ほとんどの湿布には「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」という成分が入っています。痛みを抑える効果が望めるので、急に坐骨神経痛が現れた時は有効かもしれません。
坐骨神経痛で湿布が効果的なたった1つの症状
では、ケガではない場合湿布が効果的ではないのか?と聞かれると決してそうではありません。
温湿布の成分には「カプサイシン」が含まれています。このカプサイシンが皮膚を刺激して痛みを感じにくくさせる効果があります。
人間の体は「痛い」という刺激が脳に伝わる速度と「触られた」「湿布を貼った」という刺激が脳に伝わる速度を比べると、後者の方が速く脳に伝わります。
ですから、坐骨神経痛が皮膚神経の影響によって出ている場合は、痛みが出ている部分に湿布を貼ることで効果を発揮してくれることがあります。
あくまで湿布は自分で出来る対処法の1つ
整形外科を受診して処方される薬の種類は、痛み止めのロキソニンやリリカ、トラムセット配合錠、湿布が処方され服用することが一般的です。
薬に頼ることが必要な場面ももちろんあります。しかし、長期的に服用することはオススメしません。
週刊現代の記事で「名医たちが実名で明かす 私が患者だったら飲みたくない薬」でロキソニンやリリカ、トラムセット配合錠について書かれていますので、参考にしていただければと思います。
まとめ
坐骨神経痛に湿布が有効な場合は、ケガによって坐骨神経痛が出ている場合か皮膚神経が関係して坐骨神経痛が出ている場合です。
頼りすぎる事はオススメしませんが、時には頼ることも必要です。
しっかりとした計画性を持ちつつ、湿布を効果的に使用してください。
葛飾区亀有にある『慢性腰痛・坐骨神経痛専門』けやきの森整骨院では、坐骨神経痛の症状でお悩みの方がとても多いです。
あなたがもし、坐骨神経痛を湿布だけに頼るのではなく症状を改善したいと思っているのであれば、一度ご相談ください。