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鍼治療で起こる副作用で多い5つの症状とは?もしもの時の対処法3選

2022.06.03

「鍼治療を受けようか迷っているけれど、副作用はどんなものがあるのかを調べている」
「鍼治療を受けた後に副作用が出てしまったら、どのように過ごすべきなのかを教えて欲しい」

このブログは、このようなお悩みを抱えたあなたに向けて記事を書きました。

鍼治療とは?

一般的に薬物療法や外科治療で対処してきたものの、西洋医学では治らなかったものや「病気ではないものの身体の不調を訴えている」といった場合に効果的な1つの治療方法になります。

主に経穴と呼ばれるツボを使用して行う東洋医学的なものや、筋肉や神経の走行上に行う西洋医学的な方法もあります。同じ鍼治療というものでも、東洋医学的な見解が得意な場合もあれば、西洋医学的な見解が得意な鍼の先生もいます。

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鍼治療の副作用は?

鍼灸の安全対策  公益社団法人 全日本鍼灸学会 学術研究部 安全性委員会より」

前向き調査によると14,039回の鍼治療のうち有害現象が発生した件は847件(0.03%)という報告があります。副作用は稀に起こることですが、事前に知っておくだけでも対処や精神的にも変わってくるので、ここでは上位6つについてお伝えしていきます。

皮下出血・血種 2.67%

鍼治療後に、内出血を引き起こしたり刺した部分が腫れることが稀にあります。痛みやしびれの症状が強い場合や、血流が悪い方の場合は血管が硬い可能性が高いです。

良い状態の方は、血管が柔らかく鍼を刺しても血管が鍼を避けることが出来ますが、血管が硬い方の場合は突き破ってしまうことがあります。その結果内出血や腫れを引き起こすことが考えられています。

不快感 0.78%

鍼治療をしている間に「ズーン」と鈍い痛みが起こることがあります。これは痛みの受容器が藩王していると言われていて、筋肉が凝り固まった部分に一気に血液が流れ込むことによって起こると言われています。

鍼治療が好きな方の中には、この「ズーン」とした感覚(鍼治療の響き)が好きな方が居て「鍼治療をしてもらった感じがして、数日残るもののその後に軽くなる」という方もいます。

特に初めて鍼治療を受ける方には、不快に感じる方もいるので、刺激量には気を付ける必要があります。

刺鍼部の残存脘 0.67%

鍼が刺さっていないものの、「まだ鍼が刺さっている感じがする」という感覚がしばらく残ってしまうことがあります。鍼を刺した時に「チクッ」とした感覚がある時に起こりやすいですが、個人差はもちろんありますが、しばらく時間が経過すればその感覚は無くなってきます。

また、運動鍼と呼ばれる鍼を刺したまま筋肉を動かすことによって「鍼が刺さったままの寛治がする」ということが起こることもあります。

刺鍼時の痛み 0.56%

鍼を刺した瞬間に「チクッ」と痛みがある場合があります。

  • 技術が乏しい場合
  • 手の甲や掌、足の甲や足裏など

筋肉が薄く、皮膚から筋肉までの距離が短い部分に起こることがあります。「切皮痛」と言いますが、鍼は皮膚を通して指していきますので、はり師の先生は皮膚の緩みを取った状態で鍼治療をしなければ鍼を刺した時に痛みを伴うことがあります。

そのような場合は遠慮せずに「痛いです」と伝えるようにしましょう。

出血 0.53%

鍼を抜いた時に、一緒に出血することがあります。東洋医学的に言うと「瀉血:しゃけつ」と呼ばれ、「汚血:おけつ」と呼ばれるものを外に出すことで、新しい綺麗な血液を循環させるために昔は故意に行っていたようです。

しかし、今では故意に行なうことは医療法に関わることなので禁止されていますが、稀に出血を引き起こしてしまいます。出血の量は決して多くはなく、微量です。

症状の悪化 0.20%

鍼を打つことによって一気に滞っていた血液が循環し始めます。その反動で一時的に痛みやしびれが強くなったり、体調が悪化することがあります。鍼治療の刺激量にもよりますが、リラックス出来るくらいの刺激量がいいでしょう。

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鍼治療で副作用が起きた後の対処法

もしも鍼治療を受けた後に副作用が出てしまったら以下のことに気を付けるようにしましょう。場合によっては血流を悪くしてしまうことを助長させてしまったり、症状が更に悪化してしまうことに繋がることもあるので、事前に注意しておきましょう。

鍼治療当日の飲酒は控える

鍼治療後は血流が一気に良くなるので、お酒はなるべく控えるようにしましょう。お酒には「利尿作用」というものが含まれています。体内の水分が外に出ることによって血流が悪くなり症状を悪化してしまうことがあります。また、尿をろ過する場所は腎臓になるので、利尿作用が働くことで腎臓にも負担がかかってくるので、出来るだけ鍼治療当日の飲酒は控えるようにしましょう。

また、お酒以外にもお茶やコーヒーなどにも利尿作用が含まれているので、飲み過ぎには注意しましょう。

お風呂に入ってリラックス

鍼治療を受けた後に「お風呂に入ってもいいのか?」というご質問をいただきますが、鍼治療で使用する鍼は約0.1~約0.2㎜の髪の毛程の細い鍼を使用しているので、雑菌が入り込む心配はありません。

また、初めて鍼治療を受ける方の中には緊張していて身体も疲れてしまうという方もいるので、出来るだけリラックス出来るように心がけましょう。

鍼治療後は2~3時間休憩する

鍼治療後に症状が軽くなることで、気分的にも身体的にも動けてしまう場合があります。このような行動をした結果、反動として症状が一時的に強くなってしまうことがあるので、鍼治療後は約2時間程度は休めるような環境を作れるようにしておきましょう。

昼寝や身体を休めることによって回復力が上がり、症状の軽快にも役立ちます。

鍼治療を受ける前後は睡眠時間の確保

寝不足が続いていたり、体調が悪いまま鍼治療を受けると貧血のような状態になることがあるので、体調管理は事前に行っておくようにしましょう。

万が一、睡眠不足や体調不良で鍼治療を受けようと考えている場合は、日時をずらしたりして工夫するようにしましょう。

当院で鍼治療後に副作用が起きた場合の対処法

一番多く起こる可能性があるものは、内出血や腫れです。その部分は血流が悪い状態を現していますので、テーピングを使用して皮膚と筋肉の間にスペースを作れるような形をとり血流を良くさせていきます。

鍼治療後の副作用が絶対に起こらないとは言い切れませんが、ほとんどの物が一過性のものです。予め副作用が起こる可能性や対処法を理解しておくだけでも、前もって準備が出来るので、安心できるのではないでしょうか?

また、その他の副作用についてもまずは「安静にして回復に努める」ことが重要です。どんな治療法も強ければ効くという訳ではないので、あなたに合った刺激量で心地よく鍼治療が受けられたら理想だと思います。

葛飾区亀有にあるけやきの森整骨院では、鍼治療を得意としています。五十肩や首の痛み、腰痛、坐骨神経痛、変形性膝関節症などの慢性的な症状で悩んでいる方に対応出来ますので、もし鍼治療を受けようか迷っているという方がいましたら、一度ご相談ください。

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