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【変形性膝関節症】膝の痛みを治す7つの栄養と避けるべき食事

2022.06.06

「膝に効くと言われているサプリメントを飲んでいるけれど、痛みが取れない」
「サプリメントではなく、食べ物で膝の痛みを治せるなら教えて欲しい」

このブログでは、このようなお悩みを抱えたあなたに向けて記事を書きました。

膝の痛みと食べ物の関係性について

サプリメントで多いほとんどの物が「軟骨に良い」とされているものです。軟骨の主成分は「プロテオグリカン」というものになりますが、このプロテオグリカンの主成分となるものが「コンドロイチン」と言われるものです。納豆やオクラ、山芋、うなぎ、ひらめ、鳥皮などに豊富に含まれています。

膝の痛みで悩んでいる方は一度でも聞いたことがあるのではないでしょうか?このコンドロイチンの素材となるものが「グルコサミン」です。カニやエビなどの甲殻類に豊富に含まれています。

しかし、軟骨が膝の痛みに必ずしも直結しているとは言い切れません。ですから、軟骨が原因で膝の痛みが出ていない場合は、いくら「軟骨に良い」と言われるものを摂取しても効き目を感じないことも少なくありません。

膝の痛みは軟骨ではない?

加齢に伴い、軟骨はすり減ってきます。しかし、人間の身体で痛みを感じる部分には必ず血管が通っています。血管が通っていれば、組織は赤い色となります。あなたも「鳥の軟骨」を見たことはありますよね?あの軟骨の色は何色でしょうか?

白いですよね。

ということは、軟骨そのものには痛みを感じる組織は無いということです。

また、軟骨は「関節包」という関節を包んでいる膜に血液を送ることで、栄養を軟骨に送ることが出来ます。ですから、膝の軟骨に栄養を送るためには、「膝の関節包に血液を送るために、膝を動かす」ということが必要となってきます。

膝が痛い時に良い食べ物

痛みやしびれが出ている場合は、「血流を良くすること」を積極的に摂取する必要があります。反対に痛みやしびれが出ている場合は、「血流が悪くなること」を極力避ける必要があります。

ココでは、痛みに関係してくる「筋肉」「骨(関節)」「神経」に作用される栄養素や食品をお伝えしていきます。

良質なタンパク質

タンパク質は筋肉を作る材料でもあり、様々な組織を構成するものに必要なものです。また、血管の壁の柔軟性を高めることも出来るので、結果的に血流を良くさせることも可能です。

鳥むね肉、ささみ、ラム肉、豆腐、納豆、卵など。出来るだけ脂質が少ないものを選ぶことが重要です。中でも卵はプロテインスコア(食品中のタンパク質の品質を評価する指標)が高いことでも有名です。

タンパク質は、「自分の体重×1g」は摂取出来るようにすると理想です。もしも食品だけで摂取することが困難な場合は、プロテインバーやプロテインジュースを利用するのもありです。

ビタミンB1

ビタミンB1は神経活動を活発にさせる作用があり、筋肉の疲労を防ぐことが出来る栄養素になります。肉、チーズ、豆、玄米、乳製品などに多く含まれています。

ビタミンB6

神経伝達物質を生成、タンパク質を他のエネルギーに分解するビタミンB6は肉、魚、レバー、卵に多く含まれています。

ビタミンB12

神経の働きを助け、赤血球を生成するビタミンB12には肉、魚、レバー、卵に多く含まれています。

ビタミンD

骨の代謝に重要な栄養素であり、不足することで高齢者の場合には「骨粗鬆症」の要因にもなります。また、カルシウムやリン、ミネラルの吸収を助けてくれます。

日光を浴びることで体内で生成することも出来ますが、食品でも摂取することは可能です。

カツオ、しらす、いくら、紅鮭、イワシなどの魚類や卵、豚肉などにも多く含まれています。

ビタミンE

血流を促進させる作用のあるビタミンEは、卵、アーモンド、オリーブオイルに多く含まれています。

ミネラル(カルシウム・マグネシウム)

骨の生成に必要な成分にはカルシウムがあります。

カルシウムは、ミネラルに含まれますが、しらす、小魚、桜エビ、海藻類、乳製品に多く含まれています。

また、体内へのカルシウムの吸収を高める作用のあるマグネシウムも、カルシウムと同時に摂取することが理想です。

2:1(カルシウム:マグネシウム)の割合が理想です。

アーモンドやナッツ類、海藻類、大豆製品にマグネシウムは多く含まれています。

膝が痛い時に避ける食事

一番避けて欲しいものは、糖質です。食品の成分表記には、「炭水化物」に含まれていますが、「糖質=炭水化物-食物繊維」で求めることが出来ます。

この糖質は甘いものだけではなく、米、小麦、穀物、イモ類なども糖質になります。中でも砂糖を摂り過ぎることは避けるようにしましょう。

糖質(砂糖)を摂ることで、脂肪分に分解され肥満の原因にもなります。すると血流も悪くなるので、膝の痛みにも繋がりやすいです。

糖質の過剰摂取が生活習慣化している場合

糖質を摂取することで脳にダイレクトに影響を及ぼすと言われています。特に砂糖を摂り過ぎることで「ドーパミン」という物質が脳から分泌されますが、ドラッグを服用した時と全く同じメカニズムになるそうなので、どれだけ恐ろしいことか理解して頂けると思います。

もちろん、糖質を全く摂らないというのも体にとっては良くないですが、膝の痛みを抱えている場合は1日あたり110g~140gの間に抑えるようにしましょう。

飲み物にも注意

お酒や緑茶、紅茶、コーヒーには「利尿作用」が含まれています。身体の中の水分が尿として排出されることで、体内の血液の濃度が上がり血流が悪い状況になりやすいです。

特に東洋医学的に考えると「骨と腎臓」は密接な関係があると言われています。

尿が排出される量が多ければ腎臓へ負担がかかり、結果的に骨や関節に影響を及ぼすと考えられているので、膝の痛みが強い場合は極力控えるようにすることが理想的です。

まとめ

いかがでしたか?食事は毎日欠かさずに摂るものです。膝の痛みを悪化させるような生活習慣が積み重なってくると、それだけ膝の痛みに悪影響になりかねません。

出来るだけ血流を良くさせるものや筋肉、神経の促進に役立つ食品を積極的に摂取して食事からでも膝の痛みを治せる身体作りを行っていきましょう。

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