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腰の痛み
【葛飾区亀有整骨院】デスクワークによる腰痛は何が原因?腰痛の起こりやすい原因を3つご紹介

「朝は大丈夫だけど、夜になるにつれて腰が痛くなる」
「腰が痛くて朝起き上がれない」
このようなお悩みを抱えている人に向けて記事を書きました。けやきの森整骨院では、特に腰痛や坐骨神経痛を患っている方に多く来院して頂いており、様々な症状を訴えられる患者さんの施術を行っています。ぎっくり腰といった急性的な痛みではない腰痛は長い期間に渡って続きやすく、改善がしづらいと言われています。今回のブログでは、デスクワークによる腰痛がどのような原因で起こりやすいのか3つほどご紹介していきます。
腰痛を引き起こしやすい筋肉
・多裂筋(体を反らす)
・最長筋、腸肋筋(体を捻る、反らす)
・腰方形筋(体を左右に倒す)
腰痛は主に上記の4つの筋肉に問題が起きて痛みを引き起こします。筋肉は体を動かすことで血液を送り出すポンプの役割を果たしていますが、デスクワークなど長時間同じ姿勢でいる環境に身を置いていると、筋肉が収縮しないまま緊張してしまい、次第に硬くなっていきます。硬くなった筋肉は関節の動きを悪くしてしまい、日常生活で腰痛を引き起こしやすくなるのです。
デスクワークによる腰痛は何が原因?腰痛の起こりやすい原因を3つご紹介
腰痛には筋肉に痛みが出る筋膜性と関節に痛みが出る関節性に分けられます。もちろん、筋肉と関節どちらからも痛みが出る事があり、腰痛を改善するためにはどの筋肉にどんな負担が掛かって痛みが出ているのかを検査する必要があります。そこで、これから腰痛が起こりやすい原因についてお伝えしていきます。
運動量が極端に少ない
筋肉は動かすことで血液を全身に送っていますが、デスクワークといった座りっぱなしによる作業は体を硬くしてしまい、筋肉を硬くします。特に下半身の筋肉は全身の60~70%を占めていて、それだけ血液を欲している部分です。座っている時間が長く、普段もあまり動かない人は下半身の筋肉が衰えてしまい、腰への負担と疲労が重なって痛みとして現れやすいのです。つまり、腰痛になりやすい人の傾向として、歩く習慣が無く、休日は自宅でゆっくり休んでいる人に多いです。デスクワークであまり動く習慣の無い人は、休日だけでも意識して動くようにしましょう。
猫背や反り腰などの体の歪み
誤った座り方も腰痛を引き起こす原因となります。猫背は背骨をの湾曲を無くしてしまい、背骨への負担が掛かりやすくなってしまい、筋肉や関節、骨にまで影響を及ぼします。姿勢が崩れてしまうのは、座っている時間が長いほど筋肉が疲労してしまうためで、どれだけ姿勢を意識しても直すことは難しいです。腰痛の起こりやすい腰椎と呼ばれる背骨の部分は動かすことが苦手な構造をしているため、腰よりも背中や股関節の運動やストレッチを意識してみて下さい。
姿勢を意識しすぎてしまっている
上述した猫背や反り腰ですが、体の歪みはその人の生活習慣によって癖付けされていくものです。姿勢が悪いので直すといっても、デスクワークによる座り姿勢によって意識していても自力で直すのはとても難しいです。病院や治療院などで姿勢を意識するように言われてから、姿勢を良くするように気を付けている人ほど注意が必要で、背筋を伸ばすことを重要視しすぎてしまうと、背骨の湾曲が無くなってしまい、余計に腰へ負担が掛かりやすくなってしまいます。姿勢を意識するよりも、ストレッチなどのセルフケアを行うほうが、血液循環が良くなって腰痛を解消しやすくなります。
まとめ
慢性的な腰痛に限らず、長い間に渡って続いている痛みは体を動かす機会が減っている事での筋肉や関節の硬さが原因です。だからといって運動をすれば良いというわけでは無く、ストレッチなどで筋肉を緩めて関節の可動域を広げるだけで、ある程度の腰痛を改善することが出来ます。姿勢についても、猫背や反り腰だけが腰痛を引き起こしているのではなく、どれだけ普段から腰に負担を掛けてしまっているかが影響しています。