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スポーツ障害膝の痛み
変形性膝関節症
膝の内側が痛い時の治し方3選をご紹介します【葛飾区亀有整骨院】

「歩き時に膝が痛くてしょうがない」
「階段の上り下りがとてもツラい」
このようなお悩みを抱えている方で、特に膝の内側に痛みを抱えている女性に向けてブログを書きました。男性と比べて女性で膝の痛みを抱えてしまう割合はとても高く、約7割と言われています。病院では薬の処方や注射をしてもらっているけど、良くならないという人は、是非最後までご覧ください。
膝の内側に痛みを引き起こす疾患
膝には体重の約70~80%の負荷が掛かっており、立っている状態よりも歩いたり、走る、階段の上り下りによってその負担は倍増します。普段何気なく動かしている膝関節には思っている以上の荷重が掛かり、更に膝の構造上、内側に最も影響を及ぼしやすいです。
変形性膝関節症
特に50代以降の女性に多く、60代が発症のピークと考えられています。膝関節の内部にある半月板や骨が摩耗することで変形を引き起こし、慢性的な膝の痛みを発症します。この時に膝の内側にある半月板が最も摩耗しやすく、骨にも影響を与えるために患者さんの中には膝の内側に痛みを訴える方が多いです。
半月板損傷
半月板は膝への負担を和らげる役割を持つ軟部組織です。特に切り返しや激しい運動を求められるテニスやバレーボールなどのスポーツで痛めやすく、悪化してしまうと変形性膝関節症に繋がりやすいとされています。半月板は膝の内側と外側にそれぞれあり、その中でも内側の半月板に損傷が起こりやすいです。
鵞足炎
鵞足とは脛骨と呼ばれる部分の膝の近くやや内側にある筋肉が付着する部位です。この部分に付着する筋肉は踏ん張る、ジャンプするといった際に働くため、バスケットボール、バレーボールといったスポーツで起こりやすいです。この疾患も膝の内側に痛みを引き起こしますが、膝の関節よりも少し下側になるため、比較的診断しやすい疾患とも言われています。
膝の内側が痛い時の治し方3選をご紹介します
膝の内側に起こりやすい疾患について理解していただけましたか?次は治し方について、ご自身でも行える方法を3つほどご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
ストレッチ
膝は曲げ伸ばしの動作以外が絡むことで負担が強く掛かるようになってしまい、お尻、太もも、ふくらはぎといった部分の筋肉が硬くなりやすいです。歩く時に膝の内側に痛みが出てしまう場合は、お体を動かす前にストレッチをして少しでも筋肉を緩めて膝への負担を減らすようにしましょう。
筋トレ
膝の痛みはお体を支えるために普通以上に負担が強い状態になっています。サイクリング、水泳、スクワットといったトレーニングは膝まわりの筋力を強化して痛みを改善する効果が見込めます。もちろん、痛みが強い時は無理に行わずに症状が落ち着いてから行うようにしましょう。
生活習慣の改善
膝は歩く、走る、しゃがむ、階段の昇り降りで掛かる負荷が変わります。運動不足や肥満体型、日常のお体の使い方は膝の痛みを起こしやすくなる原因となります。適切な食事と睡眠時間を意識し、日常生活では自転車を利用する、階段を避けて移動するなどの対策をすることで痛みを改善することが出来ます。
まとめ
膝の痛みが強い時は、まず生活習慣の改善を一番に行ってみてください。基本的に膝の痛みには多くの原因や疾患が考えられますので、痛みが続く、または悪化してしまった場合は我慢せずにお近くの医療機関で診察を受けてみて下さい。当院でも膝の痛みについての症状解決を承っておりますので、是非ご相談ください。

