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坐骨神経痛に薬は効果的?効果が無い時はどんな対処法がいいのか解説

2019.07.26

「お尻から足にかけてしびれや痛みが出ていて薬を処方されているけれど効果があるのか不安」
「1週間薬を飲み続けているけれど、坐骨院系痛が変わらないので何か違った対処法があれば知りたい」

このブログでは、お尻から足にかけてしびれや痛みに悩まれている坐骨神経痛のあなたに向けて記事を書きました。

坐骨神経痛には薬は効果的?

答えから言いますと、「腰痛診療ガイドライン2019」でも坐骨神経痛に対しての推奨されている薬が発表されています。

【坐骨神経痛に対する推奨薬】

主に腰痛診療ガイドラインの推奨度は

1.行うことを強く推奨する
2.行うことを弱く推奨する(提案する)
3.行わないことを弱く推奨する
4.行わないことを強く推奨する

この4つで決定されています。

エビデンス(科学的根拠)の強さは

A.効果の推定値に強く確信がある
B.効果の推定値に中程度の革新がある
C.効果の推定値に対する確信は限局的である
D.効果の推定値がほとんど確信できない

この4つで定義されています。以下のものは坐骨神経痛に対して推奨されている薬になります。

<非ステロイド性抗炎症薬>推奨度1、エビデンスの強さB

非ステロイド性抗炎症薬とは、「抗炎症作用」「鎮痛作用」「解熱作用」があるため痛みや発熱・炎症の治療に用いられる薬になります。NSAIDやNSAIDsと表記されている場合もあります。

主な商品名

ロキソニン(ロキソプロフェン)

市販薬の「ロキソニンS」としても販売されており、臨床現場で多く使われる医薬品となります。

アスピリン(バファリン)

主に血液の流れを良くする目的として低用量(1日80~200mg前後)で使用されます。インフルエンザの発熱に対して解熱目的で使用してしまうとインフルエンザ脳炎や脳症の危険性が高くなるとされています。

セレコックス

胃腸障害などの副作用が比較的少ないとされている薬です。副作用が少なく利用されてやすいですが、心筋梗塞、脳こうそくなどの血栓疾患がある場合は注意が必要とされているものになります。

ボルタレン

薬の中でも強い抗炎症作用、鎮痛作用をもつ薬になります。インフルエンザの発熱に対して使用するとインフルエンザ脳炎や脳症などの危険性が高くなるとされています。

ナイキサン

痛風発作や偏頭痛(片頭痛)発作の痛みに対しても比較的効果が高いとされる薬になります。

<Caチャネルα2δリガンド>推奨度2、エビデンスの強さD

末梢神経性疼痛に対して効果があるとされているもので、神経の興奮を抑える作用があります。

商品名

タリージェ(ミロガバリンベシル酸塩)

国際共同試験で末梢神経性疼痛の中の「糖尿病性末梢性神経障害性疼痛」と「帯状疱疹後神経痛」に見ろがバリンの有効性と安全性が確認されています。また、31.3~43.6%の方には副作用が認められています。

主な副作用は

・傾眠
・浮動性めまい
・浮腫
・体重増加
。意識消失
・肝機能障害

このような副作用を生じる可能性があるともされています。

リリカ(プレガバリン)

リリカはファイザーより製造販売されている神経障害性疼痛(糖尿病性神経障害や帯状疱疹後の疼痛)や線維筋痛症などに効果が期待されている薬になります。現在整形外科では坐骨神経痛に対して多く使用されている薬になっています。

<セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬>推奨度2、エビデンスの強さC

脳内の神経伝達を改善して憂鬱な気分や意欲を高める薬になります。抗うつ剤としての使用もされています。

商品名

サインバルタ

糖尿病性神経障害や線維筋痛症、慢性腰痛症、変形性関節炎などに対して使用する場合があります。

トレドミン

空腹時に使用すると吐き気などの副作用が強く現れる可能性があるため、一般的には食後に使用する薬になります。前立腺肥大症などの尿閉がある患者さんへの使用は原則しません。

イフェクサーSR

低用量であればセロトニン系に作用する事、高容量ではセロトニン系・ノルアドレナリン系の作用が高まるといった報告がされている薬になります。

坐骨神経痛に薬が効果的ではない時はどんな時?

坐骨神経痛に対して推奨度やエビデンスが強いとされる「非ステロイド性抗炎症薬:NSAIDs」でも炎症を抑えることは出来ますが、神経由来が原因の坐骨神経痛には効果が無いとされています。そこで、坐骨神経痛に対しての研究結果をご紹介します。

NSAIDsの鎮痛効果は偽薬と変わらない

NSIDsと偽薬(プラシーボ効果)を比較した研究が3件行われた結果がこちらです。

坐骨神経痛のための非ステロイド性抗炎症薬」では、坐骨神経痛に対して最も多い処方薬がNASIDsとされているので、坐骨神経痛における疼痛軽減、全体的な改善、副作用における有効性を判断することを目的に研究がされました。

結果は

・疼痛軽減に対してNSAIDの有効性は優位でなかった
・NSAIDはプラシーボよりも効果的ではない

このような研究結果が出ています。

リリカも坐骨神経痛には効かない

整形外科で坐骨神経痛を治療する際に多く使用される処方薬がリリカですが、アメリカの研究結果では効かないといった研究結果も出ています。

急性および慢性坐骨神経痛に対するプレガバリンの試験

疼痛管理のためのガバペンチノイド薬のラベル外使用の著しい増加

これらの研究結果は以下の通りです。

・糖尿病性神経障害に対するガバペンチンの使用を支持するのは弱い証拠のみ(同適応症にはプレガバリンのみが承認)
・非糖尿病性の津液障害に対してガバペンチンの使用を裏付ける証拠はごくわずか。
・腰痛や坐骨神経痛をマネジメントするためのガバペンチノイドの研究結果は効かない可能性が示唆されている
・線維筋痛症に対して、アメリカ食品医薬品局では認可外のガバペンチンを使用することが、臨床的に意味のある利益をもたらすかどうかに関しては最小限の証拠のみ(プレガバリンが承認)
・ガバペンチンとプレガバリンのどちらとも帯状疱疹後神経痛のマネジメントに承認されているが、研究がメリットを示唆していない急性帯状疱疹の疼痛によく使用されている。
・他の疼痛症候群(例、外傷性神経損傷、複雑性局所疼痛症候群、火傷、鎌状赤血球痛)に対するガバペンチノイド使用の少数の研究では、臨床的に重要な有益性は示されていない。

ガバペンチノイドに含まれる物がリリカ、タリージェとなります。

坐骨神経痛で薬が効かない時の対処法

「腰痛診療ガイドライン2019」では運動療法を強く推奨しています。運動とはストレッチや体操といったものや軽めの運動(ウォーキングやジョギング)といったものです。特に強度に関係なく、継続することが大切という事も言われています。

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ただし、坐骨神経痛の場合は「椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」といった疾患や内臓由来でも起こることもあります。場合によっては「膀胱直腸障害」や「明らかな筋力低下」が診られた場合は、早急に整形外科を受診するようにしましょう。

特にそのような症状が診られなかった場合は、整形外科で薬を処方されたものを服用しながら鍼やマッサージをすることも1つの手段です。

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