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坐骨神経痛でリリカの副作用が心配なあなたへ!同じ成分の市販薬は?

2019.08.16

坐骨神経痛を患って整形外科を受診する際に最も多く処方される薬の1つが『リリカ』というものです。実際にどのような物なのかご存じですか?知らないで使っている場合には非常に危険なので、せめて自分自身が服用するものは知っておく必要があります。

そこでそんなリリカに対して効果的なのか?副作用は?などといった疑問に対してお応えしていこうと思います。

坐骨神経痛にリリカが処方される理由

リリカの成分名は「プレガバリン」と呼ばれる神経由来の痛みに対して処方される薬となります。腰痛診療ガイドラインや慢性疼痛治療ガイドラインでも「プレガバリン」を第一選択薬として強く推奨すると言われているので、整形外科を通院された際には処方される確率が高くなります。また、運動器の痛みや頭痛、口腔顔面痛といった症状に対しては、質の高い研究結果が少なく推奨度は低いとされています。

坐骨神経痛にリリカが効く場合

神経が原因となって痛みが出ている場合は「足がしびれる」「ズキズキする」といったしびれるような痛みが特徴です。このような場合が神経性由来の痛みに対する特徴となるのでリリカを処方されることが多くあります。

また、脊髄損傷後の痛みを含む神経障害性疼痛に対するプレガバリンの効果では、プラセボと比較して高い鎮痛効果を示している研究結果があります。

坐骨神経痛でリリカが効かないとき

リリカは神経性痛みに対しては有効であることがわかっていますが、効かない場合は神経が原因ではない場合という事です。

例えば、ぎっくり腰になったときや足首を捻って痛みを感じている場合は「侵害受容器」という部分がセンサーとなって痛みを感じています。なので神経性の痛みとのメカニズムが異なるのです。

また、「急性および慢性坐骨神経痛に対するプレガバリンの試験」では、坐骨神経痛に対するリリカはプラセボ効果と同等の鎮痛効果であるという報告をされています。

坐骨神経痛でリリカを服用して起こる副作用

リリカは、良く処方される薬の1つですが報告されている副作用の中で頻度が高いものとされている症状が以下の通りとなります。

・ふらつき、めまい
・頭痛
・便秘
・睡眠障害

これらが明記されています。神経性の痛みであれば効果的という事はわかっているのですが選択肢を間違えてしまった結果、坐骨神経痛が治るどころか副作用に侵されてしまい危険性が高まってしまうという事が起こります。

また、副作用を未然に防ぐ為には以下に当てはまる場合は必ず医師に相談してから服用するようにしましょう。

・腎臓の病気がある方
・透析を受けている方
・心臓の病気がある方
・妊娠中や授乳中のママさん
・他の薬を服用している方(市販薬も含む)

坐骨神経痛で処方されるリリカとロキソニンの違い

ロキソニンも病院で処方される確率の高い薬の1つですが、炎症や鎮痛、解熱鎮痛のある薬となります。商品名で言うとバファリンやボルタレンといったものも同じ部類となります。

坐骨神経痛の場合は、神経が原因となっている場合はリリカを処方され、筋肉や関節が原因となっている場合にはロキソニンを処方されるという形になります。

ですから鑑別が間違ったまま処方されたものを服用していても良くはならないという事も言えます。

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リリカとトラムセットが同時に処方される場合も

トラムセットの成分は「アセトアミノフェン」と呼ばれるもので非ステロイド性鎮痛薬と比べると効果は緩やかで副作用が少ないと言われているので、長期使用も比較的安全とされています。

多くの場合は発熱や頭痛、抜歯後、生理痛に用いることが多いです。また、赤ちゃんの座薬などにも含まれておりますがリウマチなどの強い炎症を伴う痛みには向かないとされています。

まとめ

薬には効果もありますが、もちろん副作用があることも事実です。答え(原因)がわかっていれば処方する薬も間違うことは少なくなるはずですが、坐骨神経痛の場合は、色々な疾患や原因が重なって起こることもあるので特定が難しい場合もあります。

薬を服用することが悪い事ではなく、薬と併用してはり灸治療やマッサージを受けて坐骨神経痛が改善されている方も多くいらっしゃいます。

無理に薬を辞めようとすると、不安から辞められないといった方もいるので、そのような場合は徐々に薬を減らしながら、最終的に飲まなくても平気な状態に導きます。

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