【腰が痛い時の座り方】試してもらいたい簡単5つのこと
2019.08.26

「椅子に座る時に段々腰が痛くなってくる」
「もしも腰に負担の少ない座り方があるのであれば教えて欲しい」
このブログでは、このような悩みを抱えているあなたの為に書きました。
座り方が悪いと腰痛の原因にも
最近ではPC作業やスマホ操作といったことを行う場面が多くなっているので、自然と同じ体勢を保ちやすくなった生活を送っています。座り方の場合は客観的に見ることが出来ないので、「悪い姿勢しているなぁ」と思っていても何処を直したらいいのかわかりません。
悪い姿勢のママ同じ姿勢を続けている場合は、腰だけではなく骨盤まわりにも負担を重ねてしまうので、腰痛だけではなく坐骨神経痛といった症状の原因にもなりかねません。
また、ほとんどの方のケースでは「正しい椅子の座り方を知らない」という方が多かったので、腰に負担を極力かけない椅子の座り方について紹介していきます。
座り方のポイント
腰痛に限らず、座る時に腰の負担を減らす為には 以下の事を気を付ける必要があります。椅子に座る時に自分が出来ているのかをチェックしてみましょう。
・椅子に座る時は深めに座って背もたれを使う
・頭の位置が前に行かないようにアゴを引く
・膝を90°に曲げてかかとを床につける
・肩の力を抜いてリラックスする
・背中が丸くならないように机と椅子の間を調整する
この5つが椅子に座る時には非常に大切となってきます。
椅子に座る時は深めに座って背もたれを使う
特に女性の場合で多いケースが浅めに座っているケースがありますが、そのような場合では腰が反りやすくなって、背中に力が入ってしまうので見た目は綺麗に見えますが腰まわりの負担が強くなっています。また、浅めに座って背もたれを使おうとすると、自然と背中も丸まってお尻や腰に負担を強めてしまう座り方となります。
そのようなことを防ぐ為には、深めに座って背もたれを使うようにしましょう。
頭の位置が前に行かないようにアゴを引く
頭の位置が前にずれることで、肩や腰の負担を強めてしまうというデータがあります。頭の重さはボーリングのボールと同じくらいの重さと言われているので、横から見た中心線よりも前に重心が行かないようにする必要があります。
なるべく視線が上下しないように軽くアゴを引くことがポイントです。
膝を90°に曲げてかかとを床につける
椅子に座る時につま先だけ床ついていたりしませんか?このような場合ではふくらはぎの筋肉が伸び縮みしていないので、常に力が入っている状態です。さらに血流も滞りやすくなるので長時間座っていると、お尻や太もも裏が圧迫されやすく坐骨神経痛や足のダルさ、血行不良といった原因にもなりかねません。
また、かかとをチェック出来たら膝の角度も気を付けましょう。膝の角度が大きすぎたり小さすぎたりすることで、つま先同様でお尻や太ももの圧迫を強めてしまいます。
ですから、かかとがしっかり床についているのか?膝が90°になっているのか?をチェックしましょう。
肩の力を抜いてリラックスする
力こぶを作る「上腕二頭筋」という筋肉を正面に向けたまま手の平を内側に返すと自然と肘が90°になります。そうすることで、自然と肩が内側に入らなくなるので頭の位置も前に行きにくくなります。また、肘掛けがあっても無くても基本的には変わりませんが、もしも出来ない場合には、次のことを確認してみましょう
背中が丸くならないように机と椅子の間を調整する
机と椅子の間が広がってしまうと、自然と前かがみになってしまったり、ふんぞり返った状態でキーボードを操作してしまったりするので、気づかないうちに背中が丸まってしまい腰に負担をかけてしまいます。
出来るだけ良く使うキーボードやマウスは、自分の手元に寄せてあげることで無理な体制にすることなく安定した状態をキープすることが出来ます。
腰痛を未然に防ぐ為には骨盤を立てる
よく座り方などの記事や本を見ると「坐骨で座る」なんてフレーズがあったりします。これは分かりやすく言うと「骨盤を立てる」ということなのですが、イメージしにくいですよね?骨盤が立っているイメージをする為には「正座」をしている骨盤の状態を思い浮かべて下さい。その状態が骨盤が立っている状態です。
まとめ
椅子に座るということは日常の中でも多い姿勢の1つです。この座り方1つで腰痛を防いだり改善しているケースもあるので、今一度自分自身の座り方を確かめてみましょう。
座り方を見直すところから始めることで、腰痛を改善させる第一歩になること間違いなしです。