【妊婦の腰痛】妊娠中にマッサージをしてもいいのか?整体師が解説|亀有の整骨院、マッサージ

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【妊婦の腰痛】妊娠中にマッサージをしてもいいのか?整体師が解説

2019.09.06

「妊娠中で腰痛があって体操をしたいけれど、痛くて出来ない」
「妊娠中にマッサージを受けても大丈夫なのか不安を感じている」

このブログは、このような悩みを抱えている妊娠中のあなたに向けて記事を書きました。

【妊婦の腰痛】妊娠中の悩みは人それぞれ

妊娠中は腰痛だけではなく、肩コリや頭痛、股関節痛といった痛みや不快感、足のむくみや不眠症といった症状で悩まれている方も多くいらっしゃいます。

特に多くの方が抱えている腰痛は、妊娠中には死活問題です。そんな腰痛を解消する為の方法の1つが『マッサージ』となりますが、その前に妊娠中にマッサージを受けることは可能なのでしょうか?そんな疑問にお答えしていきます。

【妊婦の腰痛】妊娠中にマッサージは受けられる?

答えから言いますと、「妊婦さんでもマッサージは受けられる」ということです。妊娠中は、お腹が大きくなってくるので、腰痛や坐骨神経痛と呼ばれる症状でお悩みの方も多いです。基本的には、ママさんの体調を考慮すること、お腹を刺激しない事さえ出来れば腰や足などのマッサージは可能なんです。

しかし当院に来られる患者さんの中に「妊娠中に腰痛を抱えていて、マッサージ店に行ったけど断られた・・・」という方が居ますが、私が言った答えと違ってますね。それはなんででしょうか?

【妊婦の腰痛】妊娠中のマッサージは国家資格が必要

妊娠中にマッサージを断られた場合には、ほとんどのケースが「マッサージ師の資格」を持っていないことが原因です。あなたがマッサージ店と思って入店したお店は「マッサージ店」ではなく、「リラクゼーション」や「リフレクソロジー」といったことを行うお店の可能性が高いので、断られたと考えられます。

正式には「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格を持った方でないとマッサージという行為は行うことが出来ませんし、その名称も使うことが出来ません。

【妊婦の腰痛】妊娠中にマッサージが必要なのは何故?

妊娠初期から卵巣・子宮・胎盤などから「リラキシン」と呼ばれるホルモンが骨盤を繋いでいる靭帯(恥骨結合:ちこつけつごう)を緩めていきます。骨盤が緩むことで、赤ちゃんが産道を通りやすくさせて出産に向けての準備を始めていきます。

この時にお腹の赤ちゃんが大きくなることによって、妊娠中の身体に負担が大きくなっているのです。主に妊娠中にマッサージが必要な理由が3つあります。それは『骨盤は身体の土台』『骨盤の歪みからくる腰痛』『日常生活からくる腰痛』が考えられますので詳しく説明していきますね。

骨盤は身体の土台

骨盤は上半身と下半身を繋ぐ部分となるので、丁度身体の中心部分となります。家で例えると土地の部分となります。この土台の部分が歪んで緩んだ状態が続くと、自然とカラダが支えきれなくなって腰や股関節などに負担をかけやすくなってきます。

産前から骨盤の状態をケアしていくことで産後にも良い状態を保つ事が出来ます。

骨盤が歪む事での腰痛

妊娠中はお腹が大きくなることによって、重心が前のめりになりやすくなって腰が反りやすくなってきます。妊娠中は骨盤が徐々に緩んだ状態になってくるので、上手に骨盤で身体を支えることが出来ずに腰痛を引き起こしやすくなってきます。

妊娠前に定期的に運動をすることが日課になっていた方は、骨盤まわりの筋肉が鍛えられているので運動習慣が無い方に比べると骨盤は歪みにくくなってきます。

安定期に入ってくると痛みに慣れてきたり、痛みが治まったりすることもありますが、あまりにも痛みが長引くようであれば一度整形外科への受診をオススメします。

日常生活からくる腰痛

妊娠中には、なるべく負担をかけないような姿勢作りが大切なのですが、妊娠前と比べて偏った姿勢を取りやすくなってくるので「血流が悪くなる」「筋肉量が減る」といったことから腰痛が出てしまいます。

妊娠初期の場合には、流産の危険性もあるので安静が基本ですが、体調の変化も出やすい時期なので担当の医師に相談しながら運動などを決めていきましょう。

マタニティマッサージを受ける時に抑えておく妊娠中の注意点と効果

【妊娠中の腰痛】マッサージ以外にオススメの運動

妊娠中は有酸素運動が有効であると言われています。さらに腰痛の場合であれば1回の強度を高めるよりも軽めの強度で継続的に行える運動がいいとされています。

その中でもオススメの運動が「ウォーキング」と「スクワット」です。

妊娠中の腰痛にはウォーキング

ウォーキングの目安としては約30分が効果的です。トレッドミルと言われるウォーキングの機械もありますが、外出することでリフレッシュをすることも出来、外の空気を吸うことでお腹の中の赤ちゃんにもいい影響を与えることがあります。

妊娠中の腰痛にはスクワット

人間の筋肉の約7割が下半身と言われています。上半身を鍛えるよりも下半身を鍛えた方がより効率的に運動を行えるという訳です。

そこでオススメはスクワットになります。スクワットは足腰を安定させて骨盤まわりを強化してくれるので出産する際に力みやすくなって出産をしやすい効果もあります。

・足を肩幅より開いてつま先を外に向けて膝のお皿もつま先と同じ角度にする
・そのまま腰を真下に下ろしていく

これを5~10回、2~3セットを目安に行ってください。また、腰を下ろす深さは優し過ぎず辛すぎずといったあたりで調整してみましょう。

最初は慣れていないとバランスを崩してしまい転倒の恐れもあるので、手すりや椅子などに捕まりながら行うようにしましょう。

【妊娠中の腰痛】まとめ

妊娠中にマッサージを受けることは可能です。しかし産前や産後は体調の変化も起きやすい時期となりますので、妊娠中の身体に詳しい治療院を選ぶ必要があります。

まずは産前のマッサージが出来るのか?を治療院に問い合わせてみましょう。その時に

『あなたのお店でマタニティマッサージはどんなことをするのか?』を聞いてみましょう。マタニティを行っている場合は安産や逆子の施術を行っていることもあります。

基本的には低刺激のマッサージといったものになるので、あまりにも強く押されたりリラックス出来ないようであればオススメしません。

また、妊娠中は旦那さんの協力も必要となってくる場合もあるので、1人で悩まないようにしてくださいね。

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