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産後の骨盤矯正は整骨院で保険適用?産後骨盤矯正のよくある質問
「産後の骨盤矯正や骨盤矯正を整骨院で受けようと思っているけれど、保険が適用できるのかを知りたい」
「骨盤矯正で保険が使えたって人もいたんだけど、何が正しいのかを教えて欲しい」
今回のブログではこのような悩みを抱えているあなたの為に記事を書いています。
産後の骨盤矯正、骨盤整体は整骨院で保険適用?
整骨院では「産後の骨盤矯正」や「骨盤矯正」というメニューがある所が多いのですが、実際に保険が適用して利用できるのか?それとも自費治療となるのか?理解されていない方がとても多くいらっしゃいます。
まずは整骨院という施設には決まりがあります。保険を適用できる範囲は以下の通りです。
・骨折
・脱臼
・捻挫
・打撲
・挫傷(肉離れ:筋肉のケガ)
この5つです。このうちの骨折・脱臼に関しては応急処置は出来ますがその後の施術に関しては医師の診断書が必要となります。この5つは全てケガとなるので、整骨院ではケガでしか保険は適用とならないということなので「産後の骨盤矯正」や「骨盤矯正」といったメニューは自費治療となりますので全額自己負担です。これは、お店の独自ルールではなく厚生労働省が定めた規定によるものなので、どの整骨院、接骨院も同じです。
https://www.keyaki-kameari.com/2018/12/28/304/
産後の骨盤矯正で良くある質問
産後の骨盤矯正や骨盤矯正で特に多くいただく質問をまとめてみました。
産後の骨盤矯正と骨盤矯正の違いは何ですか?
産後の骨盤矯正と骨盤矯正で手技の方法自体の違いはあまりありませんが、産後の骨盤矯正の場合は「骨盤底筋」と呼ばれる内臓の中の筋肉を動かして外から骨盤まわりの筋肉や関節を刺激して、元の位置に戻すという方法です。
骨盤矯正は、カイロプラクティックや整体といったらイメージしやすいと思われますが筋肉や関節に対してアプローチさせて腰痛や坐骨神経痛といった症状を和らげる方法となります。
https://www.keyaki-kameari.com/2019/07/20/858/
産後の骨盤矯正と骨盤矯正はどれくらい通えばいいですか?
症状などによって変化してくるので、通院頻度は様々です。特に頻度が高い方でも最大で週2回程度となります。多くの方は週1回の通院頻度で2~3ヶ月ほど産後の骨盤矯正や骨盤矯正を行っていきます。
この通院期間中に、今後同じことが起きないようなセルフケア方法や自分自身で行なうことが出来る骨盤矯正法をお伝えして実行して頂きながら進めていきます。
産後の骨盤矯正と骨盤矯正が受けられない人はどんな人ですか?
主に以下の方は当院では骨盤矯正は行っていません。
・妊娠中の方
妊娠中は刺激量が高いものを受けると母体や赤ちゃんにも影響が出てしまうことがあります。妊娠中はマタニティーマッサージやストレッチといった比較的低刺激のもので、施術を行っていきます。
https://www.keyaki-kameari.com/2019/09/06/1195/
・内臓の持病がある方
内臓疾患がある場合は、整骨院では対応が出来ません。骨盤矯正をしたところで悪化する場合や治癒させることは出来ないからです。
・悪性腫瘍(ガン)
内臓疾患と同様で、骨盤矯正をしたからといってガンが消えるわけではないので対応出来ません。
・外傷性の場合(ケガ)
ケガをしている場合は、その部分を施術して治癒してから骨盤矯正を行うことは可能です。骨盤矯正が必要であればこちらからご提案させて頂いています。
・リウマチ
骨盤矯正は関節部分へのアプローチとなるので、リウマチを患っている方には行っていません。鍼灸治療やマッサージ、ストレッチであれば対応が可能となりますので、そちらをオススメしています。
・骨粗しょう症
刺激量が強い骨盤矯正では骨粗しょう症の方は対応していません。鍼治療やマッサージ、ストレッチといった手技療法で対応しています。
産後の骨盤矯正や骨盤矯正は整体院でも受けられるの?
整体院でも骨盤矯正を行っている所はあります。ただし整骨院の場合は国家資格を所持している者がいて、整体院の場合は民間資格を所持している可能性はあります。また、鍼灸院やマッサージ院が併設している場合もあるのでホームページなどで確認してみましょう。
産後の骨盤矯正や骨盤矯正を受けて保険組合から書類が来ませんか?
保険組合から「接骨院での治療日数・治療部位・治療金額などの照会」は健康保険を利用してケガに対して治療をした場合となるので、自費治療となる骨盤矯正に対しては照会されることはありません。
骨盤矯正は友人が保険用されたけれど、どういうことですか?
基本、ケガに対してのみ健康保険が適用となるので、ケガに対して必要な施術として骨盤矯正を行ったのかもしれません。病院では、混合診療と呼ばれる同日に保険治療と自費治療を受けることを禁止されていますが、多くの整骨院では保険治療に+αとして自費治療を行う場合があります。
産後の骨盤矯正に関しては、ケガでないので、健康保険は使用出来ません。
産後の骨盤矯正や骨盤矯正はいつから受けられますか?
産後の骨盤矯正の場合は、1ヶ月検診が終わってから可能となります。ですからまずは産婦人科の医師の指示にしたがってください。産後の骨盤矯正や骨盤矯正は1度では治ることがないので、ある適度の期間通院できる余裕があるほうが理想的です。
産後の骨盤矯正や骨盤矯正にダイエット効果はありますか?
骨盤矯正をして体重を減らすという目的では当院では行っていません。ですが内臓や関節、筋肉の位置が正常に戻ることによって基礎代謝が上がり二次的に痩せるということはあります。
男性の場合のぽっこりお腹や産後の骨盤矯正の場合は「骨盤底筋」の体操を行うことでお腹が凹むことがあるので、そちらの体操をアドバイスさせていただいています。
もしも痩せたいという場合には、「糖質制限」や「ファスティング(断食)」といったメニューをオススメしています。
産後の骨盤矯正や骨盤矯正をしないとどうなるの?
特に今現在に症状が出ていない方の場合は、必要ないんじゃないかと感じると思います。体の歪みは産後の場合であれば育児や授乳によって歪み、一般的な方であれば偏った体の使い方をする為身体の歪みが強くなって疲労が蓄積されやすくなります。結果的に痛みやしびれといった症状を引き起こしやすくなります。
症状が出ていない場合であれば、無理して治療院に通うことなくストレッチや運動で対処することも可能です。
産後の骨盤矯正や骨盤矯正はボキボキする施術ですか?
そのような手技を行うこともありますが、当院では「どんな手技でも元の位置に戻れば骨盤矯正」と考えているので、マッサージや鍼灸、整体といった方法でも骨盤矯正を行うことが出来ますし、カイロプラクティクのような施術も可能です。
もし嫌な施術があれば前もって言って頂ければ大丈夫です。
産後の骨盤矯正と骨盤矯正で他院との違いは?
施術的な部分では特別な骨盤矯正は行っておりません。ですが、栄養指導やセルフケアをLINEにてお伝えさせて頂いています。産後の骨盤矯正を受けられている方には「日常で出来るストレッチや骨盤底筋トレーニング」を、骨盤矯正を受けられている方には「自分で出来る骨盤矯正法」をお伝えさせて頂いています。
まとめ
ご覧の通り、産後の骨盤矯正や骨盤矯正は保険を利用して施術を受けることは出来ません。万が一出来るという整骨院が有ったとしても、虚偽の報告となるので注意してください。もしその場で使えたように思えても、保険の審査が通らずに後々自己負担分を全額負担しなければならなくなる場合もあるので、骨盤矯正は自費治療ということだけ覚えておいてください。
また、症状によっては医療費控除の対象となる場合もあるので気になる方はお問合せください。