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腰の痛み
ぎっくり腰
ぎっくり腰が癖になっているあなたへ!繰り返す理由は治っていない?
「過去にぎっくり腰を経験していて、これからまたあの苦痛な痛みが起こるんじゃないかと不安」
「痛みは消えたけれど、結局のところ治っていないんじゃないかと疑っている」
このブログでは、このような悩みを抱えているあなたに向けて記事を書きました。
ぎっくり腰を繰り返して癖になってしまう・・・
実は、ぎっくり腰は急に起こるものと思っている方も多いと思います。「いや、実際いきなりなったから」と言われることが多いです。ですが、実際は徐々に負担が重なった結果筋肉が硬くなって痛みを感じる閾値が低くなった時に起こるのです。このブログを読むことによって、ぎっくり腰になる前に対処することも出来るので是非ご覧ください。
ぎっくり腰になってしまう原因
ぎっくり腰は主に「姿勢」と「筋肉の硬さ」が原因となって起こりやすくなります。
1.姿勢が悪い
姿勢が悪いってどんな姿勢が悪いのか理解している方はほとんどいません。「猫背が悪い」「反り腰だから」とこれらが原因となって腰痛が起こると思われてしまいますが、実はそうではないのです。
実は日常生活の中で最も動かしやすい動作が「前かがみ」です。「いや私はデスクワークだからほとんど前かがみにはなりません。」なんて言わないでくださいね。これは前かがみと座っている時は同じくらいの負担が腰にかかることが証明されています。
そして長時間同じような姿勢を取っていたり、同じ動きを繰り返すことによって負担が蓄積されて痛みを引き起こしてしまうのです。
2.筋肉が硬い
筋肉は、同じ姿勢が続くことによってその時間バランスが崩れないように支える役割があります。その為負担がかかり続けている状態となるので、背中やお尻、太ももなどの筋肉が徐々に硬くなりやすくなります。
硬くなった筋肉は縮んでいる状態が続いてしまうので伸ばそうと思っても伸びなくなってしまいます。
その時に通常通り動かそうと思った時に、上手に筋肉が伸びなくなったことで痛みを引き起こしてしまうのです。さらに急に痛みが出てしまった時は炎症が起こっているので、腰以外の部分にも負担がかかってきます。
ぎっくり腰の痛みの変化
何度か繰り返している方は分かると思いますが、ぎっくり腰になってから少しずつ痛みの変化があります。
初めてぎっくり腰になった場合は、身動きの取れないくらい痛みが鋭いことがあったんじゃないですか?これは一気に筋肉が縮んで硬くなり、「それ以上身体を動かさないで!」というサインです。ぎっくり腰になった時はとても痛く感じますが、徐々に日数が経過することで鋭い痛みは無くなったものの、鈍痛のようなものが残りやすくなり慢性的な腰痛へと変化していくのです。
ぎっくり腰になってしまったらまずは整形外科へ
ぎっくり腰になったら痛みの度合いにもよりますが、まずは整形外科へ受診するのが一番安全です。それは「骨」に原因があるかもしれないからです。レントゲンによる画像検査は病院でしか出来ない検査です。
もちろん整骨院でも骨折の疑いがあれば、病院を紹介することは可能です。
でも激痛で動くことが出来ない
鋭い痛みがあった場合は身動きすら出来ないと思います。そんな時は炎症が起きているので、無理に動かしたり外出して悪化させてはいけません。まずは安静にして腰の部分を「冷やす」ようにしましょう。冷やすことで炎症物質を少なくすることが出来ます。基本的には15分冷やす⇒15分外すことを2セット繰り返してみましょう。
ぎっくり腰が治った??
次第に炎症が治まってくると痛みも引いてきます。「あれ?ぎっくり腰が治った?」と思われてしまいますが、決して治っている訳ではありません。ぎっくり腰になったということは、以前よりも増して筋肉が硬くなっているのでまたぎっくり腰になりやすい状況です。ぎっくり腰になる前に筋肉を柔らかくする必要があるので、これからの未来にぎっくり腰にならない為の工夫が必要ですね♪