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交通事故治療
【交通事故治療ガイド】整骨院に行く前後に取るべき9つのこと
「交通事故にあってしまったらどうしたらいいのか分からない」
「むち打ちなどの症状が辛くどこの整骨院がいいのかを探している」
今回のブログでは、交通事故に遭ってしまってどうしたら治療を受けられるのかをしりたいあなたに向けて記事を書いています。もちろん今現在、交通事故に遭っていない方にも是非読んでいただけたら幸いです。
交通事故に遭ってしまったらどうしたらいいの?
まず、交通事故に遭ってしまった場合は以下の手順を踏むようにしましょう。
①相手先の連絡を確認する
交通事故に遭ってしまった場合は、相手先の連絡を確認するようにして下さい。さらに運転免許証や保険証などで本人確認が出来ると尚良いです。
②警察へ連絡をする
人身事故の場合は、事故の大きさに問わず警察へ連絡をするようにしましょう。この時に事故に遭ってしまった旨を加入している自賠責保険会社や担当者にも連絡が取れると尚良いです。
③整形外科(病院)で診察・診断を受ける
交通事故に遭ってしまった場合は、必ず整形外科(病院)で受診して診断してもらうようにしましょう。
負傷してしまった日が土日や休診日の場合、病院で診てもらえそうにない時は先に整骨院を受診してもらっても大丈夫です。画像診断が出来ないので、あらゆる徒手検査を行って書類にしてお渡ししますので、その書類を整形外科受信時に担当の先生に渡すようにしてください。
※負傷してから3日以内に受診するようにしましょう。
④交通事故治療を開始する
自賠責保険担当者に整骨院で治療を受ける旨を伝え施術を開始できます。この時に、最低週1回は、整形外科を受診するようにして下さい。整骨院では診断が出来ないので交通事故による整骨院に通院する場合は、定期的な診断を必要となる為です。
交通事故治療を受けるなら、どんな整骨院がいいの?
整骨院では交通事故の治療、リハビリの機関として利用することが出来ます。ですが、今現在交通事故を取り扱っている整骨院の中でもしっかりとしたことを出来ていない場所もあることも事実です。ではどんな整骨院がいいのかご紹介します。
①誰が見てもわかる医療記録を残してある
これは、当事者以外の人が見てもわかるという事です。整骨院としての出来る範囲内で検査や施術を行っていきます。交通事故治療の中で、先生と当事者が逮捕される例がありますが、通常通り行っていれば、絶対にありえません。例えば、通院していないのに通院記録として保存してある場合もあるので、自分自身でも確認するようにしましょう。
②根拠のない治療はしない
この根拠とは病院の医師が診断された部分ということです。もちろん筋肉の損傷具合にもよりますが、あなた自身の早期回復が目的となるので、通常の整骨院であれば無駄な治療は一切しません。
③治療費0円と広告に出していない
自己負担額(窓口負担額)があるかないかではなく、医療行為を無料で行なうことは絶対にありません。さらに過失割合や諸条件によって窓口負担額が発生することもあります。ですから、治療費0円を出している整骨院は注意して下さい。
④厚生労働省認可の交通事故認定院と書いていない
「厚生労働省認可の認定整骨院です」このような文言を出している所はかなり悪質な表記です。整骨院で自賠責保険を適応出来るだけで、国が認定しているということではありません。
整骨院が出来ること
整骨院で出来る範囲は「ケガの治療」「カルテに検査所見を記録して症状の評価をする」「病院に報告する」この3つだけです。
整骨院が出来ないこと
意外と整骨院のホームページに書かれている事なのですが、実際に次のものは出来ません。「相手側の保険会社との交渉」「患者さんに対する法律的な相談」「診断」。これらは整骨院では出来ません。
交通事故治療で整骨院に通う場合の必須事項
必ず整形外科(病院)に継続的に通院するようにしましょう。整骨院では診断が出来ないので、治療が本当に必要なのかは「診断」がなければ必要な治療と判断されません。
たまにありますが、「病院に通わなくてもいいですよ」という整骨院があった場合は、通院はお勧めしません。何故かと言いますと、交通事故で痛めた事との因果関係が不明になりかねないからです。診断は医師でしか行えないので整骨院だけの通院だけでは認められないケースが非常に高いです。
これらのことを注意して交通事故治療にあたるようにしましょう。