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「足の痺れが強くなったのは〇〇のせいかも？」

「自分で良かれと思っていたことが逆に痺れを悪化させたかもしれない」

このようなお悩みを抱えている人は、既に病院などで坐骨神経痛と診断されてる事が多いと思います。痛みや痺れの症状を改善するためには誤った方法では更に悪化してしまうおそれがありますので、今回のブログでお伝えしていきます。

坐骨神経痛とは

坐骨神経は人間の体の中で最も太い神経と言われていますが、実際は脛骨神経と総腓骨神経が合わさって成り立っています。腰からお尻、太もも裏、ふくらはぎ、足まで走行していてそれぞれの筋肉や皮膚に分布しています。体の構造上、どうしても神経が圧迫を受けやすい場所があり、圧迫を受けているとされている場所によって疾患名が付きます。腰部椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などは坐骨神経痛を引き起こす疾患として有名で、足の痺れに悩む人のほとんどは、これらの疾患を患っている可能性が高いです。

坐骨神経痛で絶対にやってはいけない５つのことをお伝えします

痛みや痺れの症状は適切な処置を行わなければ、悪化したり、また元に戻ってしまったりと一筋縄ではいきません。根本的な原因を理解した上でセルフケアをして頂くことで、坐骨神経痛は改善していきますので、是非最後までご覧ください。

重い荷物を持つ、移動させる

坐骨神経の元となる部分は脊髄で、腰椎と呼ばれる部分から始まっています。腰椎は５つの骨で構成されていて、腰に掛かる負担を減らせるように前側にカーブしたり、関節の間に椎間板と言ったクッションの役割を果たす組織があります。重い荷物を持ったり移動させたりする動作で椎間関節から伸びる神経が圧迫を受けて症状が出現します。痛みや痺れを悪化させないためにも重い物を持つのは極力控えるようにしましょう。

長時間同じ姿勢で座り続ける、立ち続ける

人間の背骨は湾曲している事によって負担を減らす構造をしていますが、それでも限界があり、１日に何時間も同じような姿勢を続けていると背骨に強い負担が掛かってしまい、神経を圧迫して痛みや痺れの症状を引き起こします。坐骨神経痛でお悩みの方は、出来るだけ同じ姿勢を続けるのを避けて体を動かすようにしてみて下さい。

誤ったストレッチ、マッサージをする

日頃のセルフケアとして自身でストレッチやマッサージをしている場合、それが返って症状を悪化させてしまう可能性があります。ストレッチやマッサージは筋肉を刺激して血行を良くすることで体の柔軟性を高めたり、疲れを改善する効果があります。しかし、痛みを感じるほど筋肉を伸ばしたり揉んだりすると、体が緊張して逆に筋肉を硬くしてしまいます。硬くなった筋肉が周囲を走行する神経を圧迫して症状が悪化してしまう事がありますので、心地いいと感じる程度のケアをするように心がけて下さい。

激しい運動をする

運動をすることはとても良い事ですが、坐骨神経痛を患っている方が過度に運動をすると、症状が悪化してしまう事があります。坐骨神経痛の改善方法に運動がありますが、坐骨神経痛でお悩みの方は股関節や膝、足首といった関節の動きが悪くなっている人が多く、気合を入れて激しい運動をしてしまうと、圧迫を受けている神経にさらに刺激が加わってしまいます。

負担の掛かりやすい寝方をする

坐骨神経痛は寝ている状態でも姿勢によって症状が現れる事があります。体が沈みすぎる柔らかい寝具は寝返りを打ちづらくし、体の緊張が続いた状態になってしまいます。朝起きた時に腰痛で中々起き上がれなかったり、足に痛みや痺れが出現する場合は、寝る前に股関節周りのストレッチをしたり、寝具を検討して頂くのが良いかもしれません。

まとめ

坐骨神経痛は様々な原因が考えられますので、人それぞれに合わせた解決法を見つけていかなければなりません。誤ったセルフケアや体の使い方は痛みや痺れを悪化させてしまう可能性がありますので、適度に気を付けながら行う必要があります。けやきの森整骨院では坐骨神経痛にお悩みの患者さんに多く来院して頂いており、経験も豊富です。自分が良かれと思って続けていたことが、返って症状を悪化させてしまう事だったと思うと、気が落ち込んでしまうので、そうならないよう当院では坐骨神経痛の原因を見つけ出して、患者さん一人一人に合ったセルフケアをご指導させて頂きます。