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腰の痛み
女性に多い腰痛の原因を分かりやすく3つご紹介します【葛飾区亀有整骨院】
「腰痛が続いてとても辛い」「女性で腰痛になりやすいのは何が考えられる?」このようなお悩みや疑問をお持ちの方に向けて、今回のブログを書きました。
腰の構造について
腰は腰椎と呼ばれる5つの骨で構成され、体重による負担を減らすために前側にカーブしており、普段はその状態が保たれています。背中や骨盤と違って腰の構造は背骨しか骨が無く、周囲に主な4つの筋肉(最長筋、多裂筋、腸肋筋、腰方形筋)が付着しているのみです。
腰は動かす事自体が苦手
腰の上部にある胸椎と骨盤から繋がる股関節は身体を捻ったり身体を動かす動作に優れていますが、腰にある腰椎は関節の構造上、左右に動かすのが苦手となっています。この構造的な関係が原因となって痛みを引き起こしやすくなります。
女性に多い腰痛の原因を分かりやすく3つご紹介します
近年では女性の社会進出が多く、日常生活だけでなく仕事の影響で様々なお身体の問題を抱えている人が多い傾向にあります。そこで、女性が抱えやすい腰痛は男性とどのように違いがあるのか、分かりやすく3つほど紹介していきます。
性差による原因
性別による肉体の構造上、ホルモンの関係で男性よりも総合的な筋力量が少ない事が挙げられます。筋肉の付き方も男性と異なり、女性は妊娠と出産をすることが体の機能として備わっているため、筋肉よりも栄養を貯蔵するための脂肪が付きやすいとされています。姿勢の維持や体の使い方には筋肉が深く関わっているため、性差による原因も腰痛の要因と言えるでしょう。
姿勢や体の使い方による原因
上記の性差による原因を説明しましたが、全ての女性が腰痛を引き起こすわけではありません。では何故痛みがおきてしまうかと言いますと、姿勢や体の使い方に原因がある可能性があるからです。姿勢については日常生活でどのような体勢が多いかによって左右されます。身体の使い方も同様に普段からどのような動作が多いか、更にその動作に誤りが無いのかというのが関係しています。
妊娠や出産による原因
妊娠中や出産後に腰痛を覚える方がいるように、女性ホルモンの働きによって痛みが出現することがあります。具体的には出産前後でリラキシンと呼ばれるホルモンが卵巣や子宮、胎盤などから分泌され、骨盤まわりの関節を緩めます。通常の骨盤は関節自体の結合が強く、ほとんど動くことが無いのですが胎児が産道を通りやすくなるように骨盤全体の関節がリラキシンの働きによって緩くなります。その結果、関節の緩みによって筋肉が上手く使えなくなってしまい、痛みの原因となります。
まとめ
女性に多い腰痛の原因についてご紹介して行きましたが、性別による原因と言うのは、出産や妊娠によるホルモンバランスほどしか無いという事です。腰痛の原因として最も考えられるのは、姿勢や体の使い方による筋肉や関節の硬さです。固くなってしまった関節は筋肉の柔軟性を悪くしてしまい、結果として動かすことが出来なくなることで痛みとして現れます。痛みを引き起こす原因は、性差によるものも含まれますが実際は男女関係なく普段動かせていない部分に痛みが出やすいというのが原因と言えます。