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肩の痛み
五十肩・四十肩
寝ながらでも出来る五十肩のストレッチ3選をご紹介【葛飾区亀有整骨院】

「寝ながらでも出来る五十肩のストレッチを知りたい」「朝起きた時に痛みが和らぐように五十肩のストレッチをしたい」このようなお悩みを抱えている方に向けてブログを書きました。
五十肩とは
五十肩は、別名”肩関節周囲炎”と呼ばれ40代から50代に発症しやすい肩回りの疾患です。原因ははっきりと分かっておらず、年齢を重ねることで起きる筋肉や関節の変性が原因とされています。日常生活では就寝中に肩の痛みで起きてしまう、入浴時に髪を洗うのが痛くて辛い、肩の痛みで両手を後ろで組むことが出来ないと言った症状が特徴です。
五十肩は整体で良くなるの?
五十肩でお悩みの患者さんから、「五十肩はマッサージで治るの?」といった質問を頂きます。答えはYESです。五十肩の原因は、肩関節が日頃から上手く動かせていないといった事が考えられています。骨が変形していたり、病気が隠れていたりなどの理由が無い場合は、筋肉や関節部分の血流不足が関係している可能性が高いので、整体による施術は効果が見込めると思います。
寝ながらでも出来る五十肩のストレッチ3選をご紹介
身体を動かす時は必ず筋肉を使いますが、寝ながらなど重力の影響を受けづらい体勢でストレッチを行うことで痛みをあまり感じずにリラックスして柔軟を行えます。これから寝ながらでも出来る五十肩のストレッチをご紹介していきます。
上腕骨回旋ストレッチ
肩の関節は前後、左右、左右に捻るという6通りの動作を行いますが、五十肩の症状で最も痛みを引き起こしやすいのが左右に捻る回旋動作です。この動作を行う筋肉は肩だけでなく肩甲骨からも走行しており、腕の骨や肩甲骨が正常に機能していないと痛みが出やすい部分となります。
ストレッチ方法は、仰向けに寝た状態で両腕を肩の高さまで上げます。肩を上げるのが痛みで辛い場合は、上げれる角度までで構いません。次に肘を90度に曲げた状態で腕を上下に捻ることでストレッチが可能です。痛みが出てしまう時は無理に捻らずに可能な範囲でゆっくり伸ばしていきましょう。
肩の挙上ストレッチ
棚の上にある物を取ろうとした時、電車の吊革に掴まろうとした時など腕を上げる動作は日常生活で沢山あります。そして、五十肩の症状として現れやすい傾向にあります。肩の屈曲動作は90°以上の角度では外側に腕の骨が捻られる動作が生じる為、先にご紹介した上腕骨回旋ストレッチと同様の効果が一緒に得られます。
ストレッチ方法は、仰向けに寝た状態で肘を伸ばしたまま両腕をゆっくり上げていきます。腕を上げていく途中で痛みが出る様であれば肘を曲げて肩の負担を和らげるようにしてみましょう。
大胸筋ストレッチ
胸筋は胸板を構成している筋肉で、小胸筋と大胸筋に分けられますが、その中でも大胸筋が大事になります。大胸筋は腕の骨を肘を曲げた状態で90°まで上げ、体側に近づける時に力を発揮し、荷物を抱える時などに良く使います。大胸筋も腕の骨に付着しているため、ストレッチをすることで周囲の筋肉も一緒に伸ばすことが出来ますので、効果は高いです。
ストレッチ方法は、横向きで寝た状態で伸ばしたい腕を外側に向けます。体を捻るように腕を伸ばすことで大胸筋をしっかりストレッチすることが可能です。腕を広げる際に痛みがあるようであれば肘を曲げる事で伸ばした筋肉の負担を軽減することが出来ます。
まとめ
五十肩による症状は生活を送る上で非常に不便なものです。物を取る時、何かに掴まる時など腕を動かす機会はとても多く、寝ている時などにも肩の動きはあります。今回ご紹介したストレッチは、寝ている状態でも行えるので朝方や就寝前に行い、痛みの軽減が見込めます。痛みが強いと肩を動かすのが嫌になってしまいますが、痛みが出ない程度でも動かしたり、ストレッチをすることで早いうちに症状を改善することが出来ますよ。