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足の痛み
歩くと足首が痛い?考えられる3つの原因についてご紹介します【葛飾区亀有整骨院】

「普段歩く機会が少ないけど足首が痛い」
「歩いていないのに足首が痛くてつらい」
このようなお悩みを抱えている人に向けてこの記事を書きました。一日中歩いていた時や激しいスポーツをした時に足首を痛めてしまったり、特に歩いていないのに痛みがあるという様々な声を患者さんから聞きます。特に何かしたわけでは無いのに足首が痛くて気になるという人が一定いるというのは何故なのでしょうか。そこで今回は歩くと足首が痛くなる原因を3つほどご紹介していきます。
足首の構造について
足首は手や肩、股関節と同様にとても広い可動域を持っています。脛骨と距骨から構成され、左右は脛骨と腓骨にあるくるぶしによってある程度の支えがあります。前後の動きが最も得意で、足先の動きがスムーズに動作することでしゃがんだりすることが可能になります。本来足の指は手と同じような動きが可能で、血液を多く必要とするためとても重要です。しかし、何らかの理由で足への血流がわるくなると、体重による負担が掛かりやすい足首に痛みが生じやすいのです。
歩くと足首が痛い?考えられる3つの原因についてご紹介します
歩くと足首が痛い人のほとんどがデスクワークや立ちっぱなしでいることが多く、足先の力が衰えやすい状態になってしまっている可能性があります。普段から活動的に足を使っている人よりも、同じ姿勢で足に負担を掛けている人ほど痛みが出やすい傾向にありますので、そのような状況を踏まえて原因をご紹介していきます。
筋肉や靭帯に問題がある
足首の周りには筋肉はありませんが、腱が走行していて筋肉の収縮に合わせて動いています。しかし、歩く際に筋肉への血液が上手く送れていない場合は腱の動きが鈍くなってしまい、足首の動きに合わせて痛みが出てしまうのです。他にも靭帯は骨と骨を結ぶ組織ですが、ある程度の柔らかさがあります。靭帯に送られる血行が悪くなる事でも足首周辺の痛みに繋がりやすいです。特に足首には体重を支えるために日頃から多くの血液を必要としているので、筋肉や靭帯への血行が悪くなるのは痛みの出現と同時に捻挫などのケガに繋がってしまいます。
関節の硬さに問題がある
足首の関節は広い可動域を持っていますが、デスクワークや立ちっぱなしの仕事などは足首を動かす機会が減ってしまうため、関節が硬くなってしまいます。関節が硬くなると筋肉の収縮が上手くいかなくなってしまい、血行を悪くして痛みを引き起こします。関節には体重による負荷が常に掛かっているので動かす機会が減ってしまうと、血液が運ばれにくくなってしまいます。関節の硬さはある程度、ストレッチをしたり入浴で温める事で改善しますので是非お試しください。
姿勢による問題がある
足首には立っている時にほとんど全ての体重が掛かっています。座ってるときに足に掛かる負担は前かがみになるにつれて体重の50%以上になります。デスクワークで長い間座っていると猫背になってしまったりすることで足への負担が増えてしまい、それが歩いた時の足首の痛みを引き起こします。デスクワークの方で足首の痛みを抱えている人は、可能な限り休憩をこまめ取って少しでも歩くようにしましょう。
まとめ
足首の痛みは普段から座りっぱなし、立ちっぱなしの方にこそ多いです。長時間の同じ姿勢は筋肉疲労によって猫背などになってしまい、足への負担が更に増してしまいます。そして、足首を動かす範囲が狭まるだけ筋肉の伸び縮みがしづらくなり、足への血流が悪くなっていきます。普段の習慣を直すはとても難しいですが、ストレッチや入浴などセルフケアとして出来る事は多いですので、足首の痛みが続くようであれば、温めたり、動かす、ストレッチをするなどしてメンテナンスをしてあげてください。