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足の痛み
片足に痺れが出てしまう原因を3つご紹介します【葛飾区亀有整骨院】
「座っていると片足に痺れが出る」「立っている時間が長いと片足に痺れが出てくる」このようなお悩みを抱えている人に向けて、ブログを書きました。
普段のデスクワークや立ち仕事によって足回りの問題が起こりやすくなった最近では、片足に痺れが出てしまい満足に仕事が出来ないといった方が増えています。そこで、今回は片足に痺れが出てしまう原因について3つほどご紹介して行きます。
痛みや痺れのメカニズムについて
痛みや痺れと言うのは、血流が悪くなっている場所に起こります。本来、人間の血液は心臓によって、全身の組織に送られているのですが、使い過ぎによって筋肉が硬くなることや、姿勢の問題で血管を圧迫してしまう事で、その部分に十分に血液が行き渡らなくなってしまう事があります。これが痛みや痺れの原因となるのですが、急にケガをしたと言うわけでは無いので、症状を抱えている本人にも、どうして痛みや痺れが出てしまっているのか分からない事が多いのです。
生活習慣と痛みや痺れの関係とは
普段使わない部分や筋肉の影響によって圧迫を受けている血管に十分な血液が運ばれてこないことで、痛みや痺れを引き起こすのですが、これらの症状が出てしまっている根本的な理由は生活習慣の中に隠されています。デスクワークによる長時間の同じ姿勢や、立ち仕事での足回りの負担などは毎日続けている事で慣れてしまいますが、この状態が慢性的に続くことで筋肉への血流不足が起こってしまうのです。
片足に痺れが出てしまう原因を3つご紹介
足の痺れと言っても、両足に必ず症状が現れるわけではありません。人それぞれの体の使い方によって左右差があり、片足に痺れが出るというのは、それだけ左右で使っている割合が違うという事です。足に向かう神経は脊髄(もっと詳しく説明すると腰椎や仙椎)から出て、お尻、太もも裏、脛(すね)やふくらはぎまで走行していますが、このいずれかの部分で神経に障害が起きている状態が、これからご紹介する原因になります。
腰部椎間板ヘルニア
腰部椎間板ヘルニアは、背骨を構成している腰椎の間にある椎間板と呼ばれる軟部組織が、何らかの理由で押し出されてしまい、それが脊髄を圧迫することで痛みや痺れの症状を引き起こします。特に20才代の若年層に多く、理由として椎間板に含まれる水分量の多さが関係していると言われています。脊髄が圧迫されることで臀部から足先にまで痛みや痺れの症状を起こしますが、両足に痛みや痺れが起きる事は稀です。
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症は脊髄が通る脊柱管が狭くなることで、その部分で脊髄が圧迫されて痛みや痺れの症状が出てしまう疾患です。原因は加齢による脊柱管の変性と言われており、50代以降の男性に多い疾患です。特徴的な症状としては、長い時間歩くことが難しくなり、個人差はありますが歩き始めて約30分ほどで、片側のお尻から足先にまで痛みや痺れが出てきます。少し休むことで症状が和らぎますが、また歩き始めると痛みや痺れで歩けなくなるという間欠性跛行(かんけつせいはこう)が特徴的です。
梨状筋症候群
梨状筋症候群は臀部にある梨状筋が硬くなることで、筋肉と骨の間を走行する坐骨神経を圧迫して痛みや痺れの症状を引き起こします。日常的に立ち仕事を続けている人に多く、受付業務や工場勤務などの仕事で起こりやすいと言われています。就寝中に臀部の痛みで起きてしまったり、夕方に仕事で疲れを感じてきた時に症状が出やすく、日常生活に支障を及ぼす場合があります。この梨状筋症候群も両足に症状が出る事はほとんど無く、上記でご紹介した疾患と同様に片足に痛みや痺れの症状が現れます。
まとめ
片足に痺れが出てしまう疾患で特に考えられやすいのが今回ご紹介した3つになります。痛みや痺れの症状というのは、日常生活を送る上でとても不快なものですが、その生活習慣の中に症状を引き起こしている原因が隠されている場合があるため、中々改善しないという悪循環が生まれやすいです。けやきの森整骨院では、日常生活に隠された痛みや痺れの原因を突き止めて、将来的に痛みの無い生活を送れるような施術を提供させて頂いています。もし、足の痛みや痺れでお悩みの場合は是非当院にてご相談ください。