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男性・女性別に腰痛の原因となるTOP5を現役柔道整復師が紹介【葛飾区亀有整骨院】
「友人や恋人が腰痛で悩んでいる」「旦那さん、嫁さんが腰痛で毎日辛そう」このようなお悩みを抱えている人に向けてブログを書きました。
男女の差によって腰痛となる原因に違いがあります。けやきの森整骨院では、日々腰痛に悩む患者さんの施術をさせて頂いていますが、生活習慣は似通っていても、体の構造からくる原因が多い印象を受けました。今回のブログでは男女の体の構造、習慣から原因をお伝えしていきますので、是非参考にしてもらえればと思います。
男性・女性別に腰痛の原因となるTOP5を現役柔道整復師が紹介
性別によってそれぞれ腰痛の原因に違いがあり、共通するものもありますがぎっくり腰など急性で痛めた状態でない限りは、これから紹介する原因が考えられます。男性よりも女性の腰痛に特徴がありますので、男女別にそれぞれ関連した原因についてこれから説明していきます。
男女の筋肉量によるもの
1つ目は男女の筋肉量の差となります。女性は男性と比べて筋肉量が少ないため、生活習慣によっては姿勢維持が上手く出来ずに腰痛を引き起こしやすいと言われています。逆に男性は筋肉や関節の柔軟性が女性と比べて低いとされているので血行不良を起こしてしまい、腰痛になりやすいです。
反り腰によるもの
2つ目は反り腰です。反り腰とは腰椎の前弯カーブが強くなることで、骨盤や股関節の筋肉に負担が掛かりやすい状態となっています。女性は子供の頃から内股でいる事が多く、股関節が内側に捻られることで臀部の筋肉が上手く使えなくなってしまいます。臀部の筋肉が使えていない分、股関節の前側の筋肉が硬くなってしまうため前傾姿勢になりやすく、それが結果として反り腰に繋がります。
ホルモンバランスによるもの
3つ目はホルモンバランスになります。ホルモンバランスは体調によって変化するため、体の正常な働きが出来ずに血行が悪くなって腰痛として現れやすくなります。ケガをした自覚が無い場合でも、栄養失調や寝不足によってホルモンバランスに異常が起きた場合は男女関係無く腰痛が出現する可能性があるので注意が必要です。
生理痛によるもの
4つ目は生理痛です。女性の場合、月経痛として下腹部から腰にかけて痛みが出現します。女性にとって正常な体の働きと言えますが、男性と違って約1か月おきに起こるので腰痛の原因として女性は特に辛いと思います。
産後の体の変化によるもの
最後の5つ目は産後による体の変化になります。女性の骨盤は出産をしやすくするために構造的に広がっており、女性ホルモンの働きで骨盤の関節を緩めます。関節が緩むことによって筋肉の収縮がうまく行かなくなってしまう場合があり、それが腰痛の原因となります。男性の場合は出産はしませんが、女性と比べて関節が硬いとされているので、関節可動域が狭くなることで腰に負担が掛かり腰痛を引き起こしやすいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?腰痛の原因は男女の筋肉量の差や生理痛などの関係から女性の方が多いと言えます。男性に関しては女性と違って原因が少なく思われがちですが、筋肉の柔軟性が落ちたり、生活習慣によって関節の動きが悪くなることで腰痛が現れやすいです。腰痛に限らず、痛みというのは普段の行動から引き起こされるものなので、根本的な原因を取り除くことで症状は改善するはずです。
そして、慢性的に腰痛を抱えている人の中には原因を特定することが難しい場合が多く、「ただの腰痛」と思っていた症状が実は重篤な疾患だったという事もあり得ます。自分の力だけで解決しようとせずに一度、医療機関に頼ってみて下さいね!