ブログ
腰の痛み
脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症の特徴症状3選とチェック法とは?日頃の注意点について
「脊柱管狭窄症と診断されて、どうしたらいいのか迷っている」
「脊柱管狭窄症の症状で、やってはいけないことがあれば知りたい」
このブログは、この世なお悩みを抱えた脊柱管狭窄症のあなたに向けて記事を書きました。
脊柱管狭窄症とは
脊柱は椎骨と呼ばれる骨の連なりで構成されています。その骨の真ん中の空洞のことを脊柱管と言いますが、この部分が狭くなって、神経や血管を圧迫してしまう事によって、痛みやしびれだけではなく、様々な症状を引き起こします。
特に50代以降の方から増え始めて、高齢者になればなるほど脊柱管狭窄症を患う人も増えてきます。この脊柱管の間は、年齢を重ねるにつれて軟骨はすり減り狭くなるのは生理現象と言っても過言ではありません。
最近では、70歳以上の50%の方が、この脊柱管狭窄症を患ってる可能性があるとされています。
脊柱管狭窄症の症状チェック
- 腰痛がある
- お尻や太もも裏、下肢と呼ばれる部分に痛みやしびれがある
- 歩くと段々症状が強くなり、椅子に座ったり、前かがみでカートを押していると楽になる
- お尻や股関節周りに痛みがある
- 腰を反らそうとすると腰や脚に痛みが出る
- 尿失禁や便失禁、尿や便が出にくいなどの症状がある
2~3つ以上当てはまる方は、脊柱管狭窄症の可能性が少なからずありますので、一度病院でレントゲンやMRIの画像検査を受けることをオススメします。
脊柱管狭窄症の症状の特徴
脊柱管狭窄症は、神経が圧迫される部分によって症状が異なるとされています。今回は主な3つの症状についておつたえしていきます。
間欠性跛行
間欠性跛行とは、「長時間立ち続ける」「長時間歩く」といったときに、神経根(脊髄の末端部分の馬尾と呼ばれる馬の尻尾のような神経が左右に枝分かれした神経の元)のどちらから圧迫されて腰痛や足のしびれを引き起こします。
別名、「神経根型」とも言いますが、両足に症状が出ることはかなり稀で、通常は左右どちらか一方だけ出ます。
膀胱直腸障害
腸や膀胱の働きに関係してくる神経が圧迫されて、排尿・排便障害といった尿失禁や便失禁、歩行時に尿や便が漏れてしまう、股間周りにほてりを感じるといったことを伴うことがあります。
別名「馬尾型」と呼ばれるタイプで、第一腰椎あたりから馬の尻尾のように何本にも枝分かれしています。
また、間欠性跛行と膀胱直腸障害が同時に出る「混合型」というものも存在するので、この場合は重症化する可能性があると言われているので、早急に病院を受診するようにしましょう。
坐骨神経痛
腰から足にかけて走行している人間の中でも最も太く長い神経が坐骨神経になります。この坐骨神経の走行上に痛みやしびれが出る症状の1つです。
椎間板ヘルニアや梨状筋症候群と呼ばれるものでも起こりますが、お尻、太もも裏、すねやふくらはぎなど、人それぞれ症状が出る部分は異なります。
脊柱管狭窄症でやってはいけないこと
脊柱管狭窄症で痛みやしびれを感じている時に、やってはいけないことがあります。何にでも言えることですが、無理だけは禁物です。ただ単に『運動がいい』と言われても、脊柱管を狭くしてしまう動作や、周辺の筋肉を硬くするような動作は避けるようにしましょう。
背すじを伸ばす姿勢
「姿勢を良くしよう」と思う人は多いと思いますが、その意識が負担を強くしてしまう結果を招いてしまいます。
仕事で立ちっぱなしの方や、常にお客さんから見られている綺麗な姿勢で動かなければならない場合は、背中の部分に力が入りやすく、腰を反らせたような姿勢になるので脊椎を狭めてしまいます。
また、「ウォーキングが良いから」という理由で背すじを伸ばしていることも同様です。症状緩和の為には、背中を丸めるような運動がいいので、自転車で股関節を動かしていくことがオススメです。
背筋を鍛える筋トレ
腰痛に関するアドバイスで最も多いのが「腹筋と背筋のバランスが悪い」ということで、筋トレをしてしまう場合があります。そもそも腰を反らすような運動で症状が出るので、背筋をすることは控えましょう。
もしも筋トレをしたい…というタイミングがあるとするなら、症状が緩和したタイミングで始めるようにしましょう。
また、痛みやしびれは筋力が低下していることよりも、筋肉の張力や滑走性が低下していることによって起こってくる可能性が高いので、この2つを高めるようにすると良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?脊柱管狭窄症は原因によって出てくる症状も異なりますので、腰痛や坐骨神経痛を感じた場合は、一度病院で検査を受けるようにしましょう。
また、膀胱直腸障害と呼ばれる尿失禁や便失禁があった場合は、早急に病院を受診するようにしましょう。
葛飾区亀有にあるけやきの森整骨院では、脊柱管狭窄症と言われて腰痛や足のしびれや痛みでお悩みの方が多くいらっしゃいます。もし、あなたが脊柱管狭窄症の症状でお悩みなら、一度ご相談ください。