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腰痛がストレッチで治らない原因を3つほどご紹介していきます【葛飾区亀有整骨院】
「YouTubeの動画を参考にしてるけど腰痛が良くならない」
「ストレッチ後は腰痛が和らぐけどまた元に戻ってしまう」
このようなお悩みを抱えている人に向けてブログを書きました。腰痛を日頃から抱えていて、ストレッチをしているけど一向に治らないという声をよく聞きます。どうして治らないのかを3つの原因と共に解説していきますので、是非参考にしてみて下さい!
ストレッチの効果について
ストレッチは筋肉の柔軟性を高める効果があり、刺激を与えた部分に血液を送ります。血行が良くなった筋肉は収縮と弛緩がしやすくなり更に血液を送りやすくなるため体の新陳代謝を高める事が出来ます。痛みというのは血行が悪い部分に起こるので、硬くなった筋肉をストレッチでほぐすことで症状の改善にも繋がるのです。
慢性的な痛み
慢性的な痛みとは同じ場所の痛みが1週間~1カ月以上に渡って続く状態を指します。ケガをした時などは分かりやすいですが人間の体には自己修復能力がありますので、軽い擦り傷や切り傷は1週間ほどで完治します。しかし、慢性的に続く痛みの場合は根本的な原因が隠されている場合があるため、ストレッチをしても中々改善には至らない事があります。
腰痛がストレッチで治らない原因を3つほどご紹介して行きます
ストレッチの方法に誤りがある
ストレッチの基本は筋肉の起始部と停止部を離すことです。これは筋肉の走行に対して引き伸ばすように行う事が重要で、誤った方法でストレッチをしても効果を十分に発揮できないのです。YouTubeやテレビで見たストレッチを真似てやっているが効果が感じられない場合は、上手く筋肉自体に刺激を与えられていない可能性が高いです。よく勘違いされている方がいますが、筋肉を伸ばしている時は体の反動を使って動かしながらストレッチをしている事がありますが、正しくは持続的に伸ばすことが重要です。深呼吸をしながら、長くても約30秒ほどゆっくりと伸ばしていきましょう。
筋肉以外の部分に原因がある
ストレッチは筋肉に対して効果があると思われがちですが、実は筋肉が正常に働くことで関節の可動域が広がります。しかし、ご自身で出来るストレッチには限界がありセルフケアで関節自体の動きを改善することは中々難しいです。関節や骨の状態が悪くなることで筋肉が硬くなってしまうため、ストレッチでの症状改善は根本的な改善にならない場合もあるのです。ストレッチは筋肉を伸ばすことで結果的に関節の動きを良く出来ますが、元々関節の動きが悪くなっている状態ではストレッチを続けても改善がされにくいのです。
内科的疾患を患っている可能性がある
腰痛はぎっくり腰など痛めた経緯がハッキリしている場合と慢性腰痛と言った原因が分かりづらい事があります。慢性腰痛は普段の日常生活が関係していると言われていますが、内臓疾患などは病院での検査が必要な場合も考えられますので、ストレッチを続けて効果が無い場合は一度診察を受けることを検討してみてください。
まとめ
ストレッチで症状の改善が見られないようであれば上記の原因が考えられます。特に内科的な疾患が隠されている場合、臓器の痛みが腰痛として現れるため注意が必要です。筋肉や関節に問題がある場合はストレッチを始めてから約2~3ヶ月ほどで効果が出始めると言われていますので、根気は必要ですが十分改善が期待できます。慢性的な痛みは生活習慣が関係している場合が多く、ストレッチで改善を図るのであれば継続して筋肉の柔軟性を高めましょう。