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腰の痛み
ぎっくり腰産後腰痛
起き上がれない産後の腰痛に効果的な改善策3つをご紹介【葛飾区亀有整骨院】
「朝、子供の面倒を見ないといけないのに腰痛で起き上がれない」このような症状でお困りのママさんに向けて、このブログを書きました。
どうして産後に腰痛が起こりやすい?
日常的に腰痛を引き起こしやすい原因は潜んでいますが、その中でも産後は日常生活の中に育児が加わることで、体に掛かる負担が更に増えてしまいます。特にお子さんを抱っこする事で、腰への負荷が出産前の生活と比べて倍以上に掛かります。体が硬いママさんは、足腰の使い方に偏りが出ることで腰痛になりやすい状態に陥っています。足腰の使い方や偏りには、これから説明させて頂く股関節が関係しています。
股関節と腰痛の関係性
股関節は人間の体重の約6割の負荷が掛かっていると言われています。そして、肩の関節と同じように股関節は広い可動域を持った関節で、前後や左右、左右に捻るといった6通りの動きが出来ますが、普段の日常生活ではこの6通りの動きのうち、2~3通りの動きしか出来ていません。そして、腰は動かすことが苦手な構造をしているため、股関節の動きが悪くなることで腰が動きすぎてしまって腰痛になるのです。
出産後の女性の体について
妊娠後期から出産後約1年ほどまでは、女性ホルモンの一つであるリラキシンの作用によって、骨盤周辺の関節が柔らかくなります。主に関節が緩むことで出産時の負担を軽減する役割を持ったホルモンなのですが、その作用によって体のバランスが悪くなり、普段使わなかった筋肉を使うようになってしまったりと様々な変化が現れます。
起き上がれない産後の腰痛に効果的な改善策3つをご紹介
本来、起き上がれないほどの腰痛は安静が一番です。ですが、家族の為にもそうも言っていられない場面がありますよね?そのようなママさんに痛みが強い腰痛に対して行える改善策を3つほどご紹介していきます。
安静にする
安静にするといっても、寝ているだけが安静ではありません。体を動かす時の力を出来るだけ抜き、姿勢や体の使い方を意識することである程度の痛みを軽減することが可能です。普段から体に負担が掛かっている場合は、それだけ筋肉が硬くなっていたり、関節の動きが悪い状態です。起き上がれないような腰痛でも、腕の力を使って起き上ったりなど、ゆっくりでも良いので痛みが出づらい動作があるはずです。
患部を冷やす
痛めて間もないような状態では、炎症によって患部に熱感を持ち始めます。熱を持ってしまっている部位を温めてしまうと逆効果になってしまうので、保冷剤などで患部を冷やすことで痛みの改善が期待できます。特に患部を冷やすことは、痛みを一時的に麻痺させる効果があるので応急処置としても行えます。
ストレッチ
ストレッチは腰痛に効果がありますが、起き上がれないような痛みの強い症状には向きません。ではなぜ、ストレッチをご紹介するのかと言いますと、痛みを引き起こしている部分を避けて周りの筋肉を伸ばすことが重要だからです。筋肉は痛めている箇所の周囲が硬くなりやすく、余計に痛みを起こしやすくなってしまいます。そこで痛みが出辛い足回りのストレッチを行うことで痛みを改善することが出来ます。
まとめ
痛みが強く、起き上がれないような腰痛は出来るだけ動かずにいることが大事です。しかし、育児や家事、更にはお仕事をされているママさんにとっては中々難しいと思います。今回ご紹介させて貰った改善方法は、可能な限り生活を送る上での緊急手段になります。これらの方法で少しでも危機を乗り越えらればと思いますが、我慢が出来なかったり、痛みが長引くようであれば早いうちに医療機関で処置を受けるのをオススメします。