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腰の痛み
坐骨神経痛
足の痺れや痛みを引き起こす症状に有効なストレッチ3選【葛飾区亀有整骨院】
「足の痺れのせいで長く座っていられない」「足に痛みが出て満足に歩けない」このようなお悩みを抱えている方に向けてこのブログを書きました。
座っている姿勢によって足の痺れが生じる
坐骨神経痛と呼ばれる腰から足にかけての痛みや痺れの症状にお悩みの方々は、常日頃から動かずにじっとしている様な環境に身を置きがちです。
・デスクワークなど勤務時間のほとんどを座って作業し続けている
・車の運転による長時間の座り姿勢
・自宅で椅子やソファーに座ってくつろいでいる時間が長い
このような生活環境が当てはまる人にこそ、足の痺れや痛みの症状が現れやすいです。
歩くことで足に痛みや痺れが生じる
坐骨神経痛は座っているだけでなく、立って歩いている人にも症状が現れる場合があります。
・立ちっぱなしの状態から急に歩くような機会が多い
・日中は営業の仕事等で歩き回る時間が長い
・普段は歩く機会が少ないが、ショッピングや旅行中に急に長時間歩くことがある
上記の生活習慣では、足の痛みや痺れの症状がどうして起きてしまうのか、疑問に思う人は多いと思います。
そこで、次の項目で原因について触れていきます。
筋肉や関節が硬くなっている
筋肉は伸び縮みをすることで関節を動かし、体の運動を行っています。人間の体は動かすことでその部分に血液を流しているのですが、動かせていない部分には充分な血液は送られてきません。痛みや痺れの症状は血流が悪くなることで引き起こされるので、座っているのは勿論、立って歩いていても症状が出てしまうのは、足腰いずれかの場所の筋肉や関節が硬くなってしまっているからなのです。
足の痺れや痛みを引き起こす症状に有効なストレッチ3選
股関節のストレッチ
股関節は体重の約6割の体重を支え、肩関節と同様に広い可動域を持つ足腰にとって非常に重要な部分です。股関節の動きが悪くなることが、体の構造上、腰痛を引き起こすとも言われており、足の痛みや痺れと言った症状にはとても関係が深いと考えられています。
ストレッチ方法は、椅子に浅く腰掛けた状態で、足裏をしっかり地面につけて膝を90°になるように曲げます。そこから上半身を折り畳むように前屈みになり、手を床に付けるように伸ばしていきましょう。股関節の前面がストレッチされることで、その部分を通る大腿動脈や静脈、大腿神経の働きも向上します。
臀部のストレッチ
臀部(お尻)の筋肉は立つ、歩く、座ると言った動作の全てで作用する大切な役割があります。そして、足の痛みや痺れを引き起こす坐骨神経の通り道であり、臀部の筋肉が硬くなってしまう事で症状が現れる可能性が高まってしまうのです。
ストレッチ方法は、椅子に深く腰掛け、片膝を曲げて反対の足に乗せます。そのまま体を曲げずに体を前屈していきます。この時に骨盤を立てるように意識する事で臀部の筋肉を十分に伸ばすことが出来ます。
ハムストリングスのストレッチ
ハムストリングスは太もも裏にある膝を曲げる役割を持った筋肉で、内側から半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋と呼ばれる筋肉が付着しています。これらの筋肉も臀部と同様に坐骨神経の通り道で、硬くなってしまった場合に症状が現れやすい部位となります。
ストレッチ方法は、椅子に浅く腰を掛け片足を伸ばします。伸ばした方のつま先を自分に向けるようにし、そのまま体を折り畳むように両手をつま先に付くように伸ばしていきます。この時に膝が曲がらないようにすることでハムストリングスだけでなく、ふくらはぎまでストレッチすることが出来ますので、是非試してみて下さいね。
まとめ
ストレッチは筋肉の柔軟性を高めるだけでなく、程よい刺激は運動と同等の効果があり血行促進が期待できます。足の痛みや痺れは日常生活を送る上でとても不便であり、けやきの森整骨院にも日々症状に悩み方々が問題解決を求めてご来院されています。ご自身で行なえるセルフケアは、姿勢や運動も大事ですが、まずは手軽に行なえるストレッチから始めてみては良いのではないでしょうか?