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首の痛み
首の痛みに効果的なストレッチとは?ストレッチ法を3つご紹介【葛飾区亀有整骨院】

「デスクワーク中に首が痛くて集中できない」「首の痛みで満足に睡眠が取れない」このようなお悩みを抱えている方に向けてブログを書きました。
首の痛みの原因
首は頚椎と呼ばれる7個の骨から構成されていて、肩や背中、腕にまで筋肉が走行しています。更には脳に栄養を送る大事な血管と生命維持に必要不可欠な脊髄など人間が生きていく上でなくてはならない組織が首には詰まっています。「痛み」は体が発する危険信号であるため、首に痛みが現れる原因は山ほど考えられます。特にこれから説明する原因は、症状によっては治療院では改善が困難な場合がありますので、心当たりのある方は早い段階で病院で診察を受ける事をお勧めします。
姿勢や体の使い方による痛み
首は頭の重さ(5〜6㎏)を支えるために弓なりに湾曲していて、上手く負担を和らげています。しかし、デスクワークやスマホの操作が続くことで疲労が溜まり、筋肉に十分な血液が運べなくなることで筋肉自体が硬くなってしまいます。血行不良となった部分には痛みが現れるので、猫背などの不良姿勢や誤った身体の使い方は可能な限り修正することが望ましいです。
生活習慣による痛み
生活習慣はその人の仕事内容や趣味、性格によって様々です。寝ている時や座っている時の姿勢、普段どのような動作が多いかなどによって、どんな人でも身体の使い方に違いがあります。その中でも痛みを引き起こしやすい傾向として、普段から体をあまり動かさない人こそ痛みが出やすいのです。
外傷による痛み
外傷はケガをしてしまったという明確な原因があるため、患者さん自身でも分かりやすいものとなります。上記で挙げた姿勢や体の使い方など生活習慣が原因の場合は慢性的に痛みが続いていることで治療の方法も曖昧になりやすいですが、外傷の場合は炎症が起きて間もない状態なので、患部を冷やしたりなど適切な処置を行えば改善は早いです。
首の痛みに効果的なストレッチとは?ストレッチ法を3つご紹介
僧帽筋ストレッチ
僧帽筋は首から肩、背中にかけて付着している筋肉で、首や腕を動かすために重要な役割を持っています。皮膚のすぐ下にある表層の筋肉で、首を痛めた時に最も損傷しやすい部分と言われており、広い範囲で筋肉が走行している事からストレッチが有効です。
ストレッチ方法は、椅子や床に座った状態で頭を両手で抱えます。そのまま身体を丸めるように両手で抱えた頭を引っ張っていく事で僧帽筋がストレッチ出来ます。
斜角筋ストレッチ
斜角筋は、首の前側に付着している筋肉で、首を前や横に倒す動作を行う役割があります。この役割の他にも神経の通り道としても有名で、この筋肉が硬くなってしまう事で腕や手先までの痺れの症状が現れる場合があります。そのため、首のストレッチを行う場合には、上記でご紹介した僧帽筋と同様にとても大事な部分になりますので、是非参考にしてみてください。
ストレッチ方法は、伸ばしたい斜角筋側の鎖骨下に手を当てます。そのままお顔を斜め上に向けていく事でストレッチができます。この時に鎖骨下に当てている手を下に引くことで皮膚も伸ばされて、皮膚のすぐ下を走行する斜角筋をより伸ばすことが出来ます。
肩甲挙筋ストレッチ
肩甲挙筋は肩甲骨と首を繋ぐ筋肉で、肩甲骨を上に引き上げる役割があります。最大の特徴としては、他の筋肉と違って筋肉自体が捻られて走行していることが挙げられます。この走行によって血行が悪くなるなどして筋肉が硬くなってしまうと、痛みが出やすくなってしまうのです。
ストレッチ方法は、まず伸ばしたい肩甲挙筋側の腕を体の後ろに回します。その後に首を斜め下に向けることで肩甲挙筋がストレッチ出来ます。体の後ろに回した腕を下に引くように力を入れることで更に肩甲挙筋のストレッチ効果を高められますので、余裕のある方は是非お試しください。
まとめ
いかがでしたか?首の痛みというのは日常生活で非常に起こりやすい症状の一つです。近頃ではテレビやYouTubeなどでストレッチの方法を紹介していますが、本当に自分の体の為になっているのか?方法は合っているのか?不安に感じる人も少なくないはずです。今回のストレッチ方法は筋肉の作用を一緒にご紹介する事で、ご自身に合ったストレッチを見つけて貰えればと思います。普段から痛みに悩まされないように、意識して続けてみて下さいね。