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腰椎椎間板ヘルニアで手術をする前に知っておくべき9つのこと

2019.08.17

「腰椎椎間板ヘルニアと診断されて手術が必要なのかと不安になっている」
「腰部椎間板ヘルニアの手術にはどのような方法でどれくらいのリスクがあるのかを知っておきたい」

このブログではこのような悩みを抱えているあなたに向けて記事を書きました。

腰椎椎間板ヘルニアの手術の種類は?

主に手術の方式は以下の通りです。

・MED(内視鏡下手術)
・FED(FESS)(内視鏡下手術)
・PLDD(レーザー治療)
・切開手術

主にこの4つです。

MED(内視鏡下手術)

内視鏡を用いて行うヘルニアの手術は小さい切開で比較的安全に行えるとされています。傷の大きさは約1.8cmとされ全身麻酔で40分から1時間の間で手術が行われます。

仕事やスポーツへの復帰を早めたい方にはこの方法を用いるそうですが、豊富な経験や手術技術が必要となるので、執刀医は件数を重ねている熟練した医師に頼むことがいいでしょう。

また、PELD(PED)と呼ばれる「経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術」ということもあります。

FED(FESS)(内視鏡下手術)

アプローチ方法はMEDと同じようなものになりますが、より多くの部位や疾患に対応が可能となり、中でもFESSは主に腰椎椎間板ヘルニアに対して行われる手術方法となります。

内視鏡下手術では、通常の切開手術よりも菌が増殖する感染率のリスクが低いという研究結果も出ています。

PLDD(レーザー治療)

椎間板の中の髄核と呼ばれる部分にレーザーを照射させて、髄核を蒸発させる治療法となります。椎間板を元の状態に戻すわけではありませんが、ブロック注射などの保存療法を試しても効果がイマイチな場合に行うことが多いです。また、レーザー照射の治療は「経皮的髄核減圧術」と呼ばれることもあります。

この治療法では、唯一局所麻酔で行なわれ完全自費治療となります。

切開手術

うつ伏せで行なわれる一般的な手術方法です。内視鏡は使わずに行うので傷口は内視鏡下手術よりも大きくなります。さらに入院期間が長くなることが特徴です。

では、腰椎椎間板ヘルニアの手術をする前に知っておくべきことは一体何なのでしょうか?「腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン」を参考に説明していきます。

腰椎椎間板ヘルニアの内視鏡下手術と切開術の間に術後の結果の優位差はあるのか?

傷口が小さくて済む内視鏡下手術ですが、実際のところ治療成績に差が無いことが分かっています。ですが、内視鏡下手術では視野が明るくて鮮明になっているので止血が簡単で、切開手術に比べて低侵襲であるという肯定的な報告は多くあります。

経皮的椎間板摘出術は内視鏡下椎間板ヘルニア手術よりも優れている?

経皮的椎間板摘出術の有効例が70%前後で、内視鏡下椎間板ヘルニア手術は全てのヘルニアに適応する手術でないことを考慮すると、内視鏡下椎間板ヘルニア手術よりも総合的に優れた手術方法とは言えないとされています。

沢山手術方法があるけれど、ヘルニア手術の違いで成績の違いはあるの?

日本では未承認の「椎間板酵素注入療法」はヘルニア摘出術よりも劣っている。経皮的椎間板摘出術は酵素療法よりも劣っているという報告がされています。また、レーザー治療による報告では、経皮的椎間板摘出術と同程度の臨床結果が出ている。しかし、隣接の組織への副作用や合併症が多く報告されています。また、完全自費治療となるので推奨する方法とは言えないとされています。

腰椎椎間板ヘルニアに併発する馬尾症候群では緊急手術が必要か?

腰椎椎間板ヘルニアに併発する重度の馬尾症候群では、早期に手術を行うことが望ましいとされています。

馬尾症候群とは、膀胱直腸障害と呼ばれる排尿・排便障害や下肢の感覚・運動障害といった症状が起こるものです。坐骨神経痛の場合は通常片側に出ることが多いのですが、馬尾症候群の場合では両側に出ることが特徴です。

若年層の腰椎椎間板ヘルニアに対して手術は適応なのか?

若年層の腰椎椎間板ヘルニアに対する研究結果では11~16歳の72例の手術後12~45年間を経過観察したところ、術後10年で80%、20年で74%が追加手術手術不要という研究結果が出ています。このことから椎間板の切除術の長期成績は良好であることがわかっています。また、保存治療には当てはまらない症状であればヘルニアの摘出術の適応とされると示されています。

腰椎椎間板ヘルニアの手術費用は?

椎間板ヘルニアの手術費用の相場は、「価格.com 入院費用・相場シュミレーション」によると、総医療費が約73万円で、目安の窓口支払い額が約22万円とされています。手術方法によっても違いがありますが、レーザー治療の場合は、約40万から100万を超える物もあります。

椎間板ヘルニアの手術が必要なケースは?

椎間板ヘルニアの多くは、保存療法が一般的です。もし、腰椎椎間板ヘルニアの手術が適応となる場合は「神経根症状」や重篤な「膀胱直腸障害」といった症例であれば手術が必要となります。しかし頻度は高くないとされています。

また、早期に職場に復帰する場合やアスリートなどは、保存治療を選択するよりも手術を選択する場合もあります。基本的には治療初期は保存治療から初めて、保存治療が無効な場合も手術を選択するケースがあります。

復帰するのはいつなのか?どのような手術を選択するのか?といった情報が必要で、再発率に関する情報も提供する必要があります。

腰椎椎間板ヘルニアの方の中でどの程度が手術に至るのか?

基本的には椎間板ヘルニアは保存治療で治療を計画することが一般的ですが、保存治療が無効な場合は手術が必要な可能性もあります。

一定期間以上の保存治療を行なったけれど効果が見られなかった場合に手術に至る可能性は、症状にも異なりますが約2割から5割とされています。

この数字は、あくまで重症度によって変化してきます。腰椎椎間板ヘルニアの手術を行った各国の統計ではアメリカ0.07%、フィンランド0.04%、イギリスでは0.01%とされており手術は非常に稀とも言えます。

腰椎椎間板ヘルニアは保存治療と手術の予後の差は?

保存治療と手術を比較したところ、手術後1年は優位差が見られたが、4年後にはやや優れていて、10年後にはほぼ同等になると示されています。また、保存治療の効果の見極めを短期間で行なってしまうと、手術を急ぐ恩恵が小さいともされています。

このことから、短期的に良くなりたい場合は手術を選択する場合も考えられますが長期的に見た場合は手術をしないという選択肢も考えられます。

また、腰椎椎間板ヘルニアで手術に至る大多数の方は「馬尾症候群」のような場合ではなく、腰痛や下肢痛が長く続いている場合の方とされています。

腰椎椎間板ヘルニアの手術後に再発・再手術をする確率は?

腰椎椎間板ヘルニアを摘出する手術後の再手術率は5年で4~15%とし、同じ部分の再発率は手術後1年で約1%、5年で約5%とされています。

腰椎椎間板ヘルニアの手術は根本的な治療法では無い年、再発の可能性は常にあるとも言われています。

まとめ

腰椎椎間板ヘルニアの場合はほとんどの場合が保存治療が中心です。保存治療は理学療法と呼ばれるリハビリを中心として行い、鍼やマッサージといった手技療法も含まれます。

具体的にはわかってはいないのですが、腰椎椎間板ヘルニアが小さくなる・または無くなるといった時期の目安は2~3ヶ月という例が報告されています。

目的によって手術を選択する場合もあると思いますが、2~3ヶ月は保存治療を行なって治療を進めていく。その保存治療が効果が無かった場合は手術をすることも1つの選択肢です。

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