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腰の痛み
腰痛天気予報!天気が悪い時に悪化する2つの症状と対処法
「季節の変わり目でいつも腰が痛くなることがある」
「腰が痛くなるのは気圧のせい?関節も痛くなっているから不安」
この記事はこんな悩みを持っている方に向けて書きました。
天気のせいで腰痛が悪化
天気が悪く気圧の変化によって慢性的な腰痛が酷くなることがあります。このような方は海外でも周知されてきていることなのです。
ある研究で実験施設に入ってもらい、気圧を通常よりも30hp(ヘクトパスカル)程下げた状態にして、前線が通過したときにおこるとされている下げ幅にしました。
10分ほどかけて気圧を下げて15分間低気圧のままに設定した。その語10分かけて通常の気圧に戻した実験がされました。
その結果、気圧を下げ始めると痛みが増し、気圧を戻すと和らいだという結果が出ました。このように天気によって腰痛が悪化することも考えられるのです。それは天候が悪化して気圧が下がることによって腰痛や関節の痛みを感じることがあるのです。そこで、今回は天気が悪くなったときはどのような症状が出るのか?またどんな対策が必要なのかを解説していきます。
天気のせいで腰が痛くなる2つの症状
症状①自律神経の乱れ
天気のせいで腰が痛くなる場合は、自律神経が乱れやすい方に多く見られます。気圧のセンサーが耳の「内耳」という部分にありますが、この部分が適切な情報処理が出来なくなると、気圧の変化を感知して脳に正しい信号が送られなくなることがあると考えれています。
内耳には「平衡感覚」の維持に必要な器官となるので、めまいなどにも関係してきます。内耳や視覚からの情報が一致することで平衡感覚は保たれるのですが、気圧の変化によって気圧センサーからは『バランスが崩れている』という情報が入り、資格からは『保てている』という情報が届くと、脳に伝える信号の不一致によって交感神経が興奮して血管が収縮(閉じる)して痛みを引き起こすと考えられています。
症状②重労働や長時間の同じ姿勢で多い腰痛
厚生労働省の平成28年国民生活基礎調査によると、日本人の自覚症状(病気やケガ)のうち腰痛は男性の有訴者率1位、女性2位です。
腰痛診療ガイドラインの職業別調査では、重労働が腰痛を発症させる危険因子と発表されています。さらに長時間同じ姿勢が続きやすいデスクワーカーでは腰の痛みを引き起こしやすい原因となります。さらに外出する際に天候が悪くなったり、寒くなることで身体が冷えやすくなり腰痛の症状を悪化させてしまうことも考えられるのです。
天気が悪い時に試す対処法
まずは規則正しい生活を送ることと、ストレスを溜め込まないことが重要となってきます。天気が悪くなると、気圧が下がり血流が悪くなることで腰痛を引き起こしてしまうので血流を良くすることが大切となってきます。
そのような状況を保つためにはマッサージやストレッチを行うことが必要です。血流を良くするツボ『三陰交』という内くるぶしから指4本分(人差し指~小指)上がった部分にあるのでそこを押してあげると血流が良くなると言われています。さらに、女性の場合は女性化疾患にも効果的です。
まとめ
天気の変化によって腰痛が酷くなる場合は、自律神経が乱れることで血流が悪くなって腰痛を悪化させてしまうことが考えられます。そうならない為には『血流を保つ』ことが条件となるので、出来る限り血流を良くする方法や保つ方法を試すようにしましょう。