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腰の痛み
腰の痛みは病院で治らない!?考えられる3つの理由と対処法を解説
「腰が痛いと感じたので病院に行ったけれど、なかなか良くならない」
「病院で痛み止めや湿布を試したけれど、良くならないのでもう薬に頼りたくない」
このブログでは、腰痛で悩まれていて病院に行ったけれど腰の痛みが治らないあなたの為に書きました。
腰痛は病院だけでは治らない?
腰痛を抱えている方の場合の多くが原因を探るために病院に行くと思います。腰の状態を診てくれる病院は「整形外科」です。整形外科では、検査項目として唯一レントゲンを撮影することが出来る医療機関でもあり、「骨に異常が無いかどうか」を確認する為に重要な検査となります。
レントゲン撮影をして骨に異常が見られなかった場合は「腰痛症」という診断名となりますが、85%の腰痛の場合はこの腰痛症というくくりになります。
では、何故病院だけでは腰痛が治らないのかを3つ解説していきます。
理由① 内臓の病気
腰痛は骨が原因のものだけではなく、「内臓」が原因となって腰に痛みを起こすことが考えられます。悪性腫瘍(ガン)や腎臓疾患、胆石などの病気によって腰痛を引き起こすことがあります。
このような内科的病気に関する腰痛の場合は、整形外科ではなく専門の病院で治療を行なうことが必要です。
理由② 決定打になる治療法が無い
整形外科のような病院の場合で「骨に異常が見つからない」時には、ほとんどの場合が以下のような治療法です。
・薬物療法
・物理療法
・リハビリテーション
このように痛み止めや湿布を処方されて、腰痛体操を指導してくれたりもしますが、残念ながら多くの方は治るまでに至らないのです。
それは、病院での治療法には「対処療法」という痛みを取り除くための治療が主体の為であって長期的に腰痛を良くするという概念が無いのです。
③ 腰痛を治したければ手術はウソ
病院で継続的に治療を続けていても良くならない場合は手術が検討されることがあります。しかしほとんどの患者さんの場合は、出来るだけ手術はしたくないはずです。
そして手術を勧められていたとしても残念ながら100%腰痛が完治するわけではありません。
躊躇していて決心して始めた場合に痛みが無くなることを信じて行ったにもかかわらず、「手術をしても痛みが変わらない」と言う状態になると、ショックでしかありません。
背骨にボルトを入れて固定する方法やプレートを入れる方法が主流ですが、実際に動きが出ないといけない部分を固定してしまうせいで、逆に負担を強めてしまったり、酷い場合には「手術前になかった足のしびれが出てきた」なんて方も居ます。
病院で腰痛が治らない場合にはどう対処すればいい?
病院の特徴は「骨に異常があるのか・ないのか?」を判断して治療を行なっていきます。しかし約85%の腰痛は骨に異常が診られません。ですから、「骨の部分じゃない治療法」をすることが重要となってくるのです。
それは『筋肉や関節』と言う部分にあります。この部分の治療は整骨院や整体院が得意としている部分となります。
アメリカではカイロプラクティックなどの「代替医療」と呼ばれる治療法から進めて、もし効果的では無かった場合に病院に行って痛み止めやブロック注射などの治療を受ける順序なので、日本とは真逆なのです。
これは保険制度の関係もありますが、それだけ筋肉や関節部分が原因となって腰痛を引き起こしている可能性が高いとも言えます。
まとめ
整形外科の様な病院で治療を受けることを批判している訳ではありません。唯一レントゲンを撮影して「骨に異常が無いのか?」または「命の危険が無いのか?」等を検査してくれる医療機関なので、病院を受診する事は重要です。
ですが、同じ治療法を繰り返しても「なかなか腰痛が良くならない・・・」といった場合には、あなたが受けている治療法が間違っているのか?そもそも腰痛の原因が不透明なのか?といったどちらかの可能性が非常に高いです。
骨に異常が無い、内臓に異常が無いといった場合には一度、筋肉や関節部分を検査して原因を究明することが大切です。そのような場合に整骨院で筋肉や関節の治療を受けると改善することも出てきます。