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【葛飾区亀有 整骨院】背中の痛みが起こる原因を場所別に3つ解説します

「背中が痛くて息苦しい」
「朝起きてから背中が痛い」
このような背中の痛みでお悩みの方に向けて記事を書きました。背中が痛むというのは、実は多くの原因が隠されています。けやきの森整骨院に通われている患者さんの中にも背中の痛みを抱えている人が多くいますが、それぞれの原因が同じであることはとても少ないです。今回のブログでは、背中の痛みが起こる原因を場所別に3つほど解説していきます。
背骨の構造について
背骨は24個の骨で構成されていて、それぞれ真っ直ぐではなくカーブを描くように湾曲しています。胸椎は背骨の中でも一番多い骨の集合体で、12個ありますが、一つ一つ椎間板と呼ばれる軟部組織で繋がっています。胸椎は後弯カーブといって体の後方にカーブしていて、これが強くなると猫背となってしまいます。胸椎を走行する脊髄からは電線のように多くの神経が出ていて、感覚や運動を司っています。その中には皮膚や筋肉、内臓と言った多くの組織が関与しているので、背中の痛みが出現した場合は様々な問題が考えられるのです。
背中の痛みが起こる原因を場所別に3つ解説します
胴体には心臓や消化器官などを含めた生命維持にとって重要な臓器があります。つまり、その中のいずれかに問題を抱えている場合は背中の痛みとして引き起こされることがあります。これから痛みの起こる場所別に原因を挙げていきますので、ご自身と同じ部位の痛みがある場合は是非参考にしてみて下さい。
背中の左側に痛みがある
自分から向かって背中の左側に痛みがある人は、心臓、肺、胃、膵臓などの臓器、骨や筋肉に問題がある可能性が考えられます。内臓は人間が生きていく中でも最も大切なもので、これらに関係する痛みの場合はすぐに医療機関で診察を受けましょう。骨や筋肉の場合は骨折といった骨自体の問題が無ければ整体で十分改善します。皮膚や筋肉、関節といった運動に関係する原因であれば体を動かしたり、ストレッチなどのセルフケアで良くなることもありますので、是非お試し下さい。
背中の右側に痛みがある
自分から向かって背中の右側に痛みがある人は、肝臓、胆のう、胆管といった臓器の問題、骨や筋肉に原因が隠されている可能性があります。肝臓は体の毒素を解毒する浄化機能を持っていて、全身に流れる血液の調節をしています。血液の質が悪くなることで多くの疾患(癌など)に罹ってしまうおそれがありますので、背中の右側に長い間鈍い痛みが続く際は一度検査を受けましょう。
背中の真ん中に痛みがある
背中の真ん中に痛みがある人は、肋間神経痛、帯状疱疹、心臓や肺などの問題、骨や筋肉に原因が考えられます。背骨には中枢神経である脳と同じ神経細胞があり、体にとって生きる上で非常に重要な役割を持っています。しかし、重要な部分であるために問題が起こった場合に多くの信号を発します。それが背中の真ん中に痛みが起こることで、先に挙げた原因が全て考えられてしまうのです。けやきの森整骨院も含めて治療院では、臓器に問題があるかどうかを判断することが出来ません。医師に問題が無いと診断を受けて、症状が改善されない場合は筋肉や関節に原因が隠されている事がありますので、そういった時はお近くの治療院を頼ってみて下さい。
まとめ
背中には体にとっても重要な臓器が集まっていて、痛みが出る場所によって多くの原因が考えられます。特に慢性的に背中の痛みが続いている場合は臓器に問題があることを疑い、逆に動作を行った時などの限定的な状況で痛みがある、又は重だるさを感じる場合は筋肉や関節に関係があります。痛みは体に危険信号を送るサインになりますが、自分で気づくには難しい場合があります。今回のブログでご自身の抱える背中の痛みがどのような原因があって起こっているのか参考になればと思います。