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ぎっくり腰の治し方とは?効果的なストレッチ3選
「その時は治ってもぎっくり腰がよく起きてしまう。」「ぎっくり腰を少しでも早く改善したい!」このようなお悩みを抱える方に向けて、この記事を書きました。日々の生活で、ふとした時にぎっくり腰になってしまうのは誰しもあり得ることです。しかし、その時に適切な対応ができる人は少ないと思いますので、よければ参考にしてみて下さいね!
ぎっくり腰はどうして起きてしまう?
ぎっくり腰は、重い物を持った時に突然腰が痛くなり、動けなくなってしまう腰痛を指し、急性腰痛と呼ばれています。 多くは1週間~2週間ほどで症状が軽減してくるのですが、一度ぎっくり腰になってしまうと癖になりやすいとも言われています。その理由として日常生活での姿勢や体の使い方に関係があるのです!例えば、デスクワーク中に猫背になっていたり、力仕事で荷物を持ち上げる時に足の力を使わず腰の力だけを使ってしまっていたりなど、人それぞれぎっくり腰になりやすい状態へ無意識に行ってしまっている事が挙げられます。
ぎっくり腰にならない為には?
ぎっくり腰にならないように予防をすることは可能なのでしょうか?結論としては可能ですが、そのためにはまず正しい姿勢の維持と体の使い方を身に着ける必要があります。正しい座り姿勢は顎を引いて胸を張る事が重要で、この状態であれば重心バランスをうまく支えられるので体への負担が少ないです。そして、体の使い方については腰の力を極力使わずに腕や足の力を使うことが大切です。体の使い方は個人差があり、無意識のうちに行っている事が大半ですので改善が難しいとされています。そこで、姿勢の維持をするために必要な筋肉をストレッチすることから始めてみましょう!
ぎっくり腰の治し方とは!?効果的なストレッチ3選!!
「ぎっくり腰で痛みが強いのにストレッチをするの?」と思ってしまうかもしれませんが、ストレッチを行うタイミングは自力で動ける程まで症状が落ち着いてからになります。患部の炎症が強い時に無理に体を動かしてしまうと悪化してしまうおそれがあるので、受傷から1日はまず安静にするようにしましょう。少しでも痛みが取れてきましたら、是非これからご紹介するストレッチを行ってみて下さいね!
立ち上がれない時のストレッチ
ぎっくり腰は痛め方によっては立ち上がれないほどの痛みに悩まされることがあります。欧米では激しい痛みのため「魔女の一撃」と呼ばれて恐れられているようです。なぜそこまで痛みが強くなってしまうのかというと、筋肉による痛みなのか関節による痛みなのかが関係しています。筋肉と関節を同時に痛めてしまう事で立ち上がれないほどの激痛になりやすいと考えられていますので、そのような場合は腰に負担を掛けるストレッチは控えて下さいね。これからご紹介するストレッチは、痛みを悪化させないような優しい方法で行うことが可能です!
ストレッチ方法は、仰向けに寝た状態で行います。両膝を立ててから片側に足を揃えて倒していく事で腰の筋肉がストレッチ出来ます。腰痛によって体が動かしにくい時は出来るだけ痛みを起こさないようにすることが大事です。このストレッチ法であれば、痛みをほとんど感じずに腰回りのストレッチが可能です。最初は10秒間ずつ左右交互に伸ばしてみて下さいね!
起き上がれない時のストレッチ
腰を痛めてしまった時は可能な限り安静が一番です。ですが、それでも外せない用事やお仕事で体を動かさざるを得ない時もあるはずです。動くことが出来ない中でも、少しずつ体を動かすためには痛みの出ない範囲でゆっくり動かすことを繰り返すのが効果的です!特にストレッチは激しく体を動かすわけではないので、むしろ柔軟を行うことで損傷した患部に血流を流して痛みを軽減させることができるのです。
ストレッチ方法は、まず横向きに寝た状態で行います。ぎっくり腰で起き上がれない時は、極力腰の筋肉を作用させないように横向きで寝る事が良いとされていて、このままストレッチを行うことで症状の改善が見込めます。横向きに寝たまま体を起こすように腕の力を使い、起き上がり時に使う筋肉を伸ばすように脇腹をストレッチします。最初は痛みが強いと思いますので、肘を使って体を支えるようにしましょう!
寝返りが出来ない時のストレッチ
人は寝ている時に無意識のうちに寝返りを打っています。個人差はありますが、夜間に寝返りを打っている回数は約20回~30回とも言われているのです!それだけ体を動かしているので、筋肉自体は寝ている時でも動いています。ぎっくり腰となってしまうと体の動きが制限されてしまうため、寝返りを打つたびに痛みで夜間に起きてしまう事が多いと言えますね。そのような時にこそ効果的なストレッチがあります!
ストレッチ方法は、横向きに寝たまま行います。寝返りは体を回旋する動作が関係しているため、腰やお尻の筋肉のストレッチを行うことが大事です。ここで一つ忘れて欲しくないのが、フェイスタオルを用意することです。タオルを腰の下に引くことで筋肉の急激な緊張を抑える効果がありますので、可能な限り使うようにしましょう!横向きに寝る時にタオルを丸めて腰の下に引き、状態をゆっくり上向きに捻っていくだけです。体を捻っていくと痛みが出てしまう場合は無理をせずに痛みの出ない程度でキープしましょう。目標としては横向きに寝たまま天井に上半身が向けるようになるまで焦らずストレッチしてみて下さいね。
まとめ
ぎっくり腰は急に体が動かせなくなってしまうほど痛みが強く出る場合があります。そんな時ほど外せない予定やお仕事があるという方に今回のストレッチをご紹介していきました。どれも体を比較的動かさずに寝ながらでも出来るストレッチで、時間が無い時でも多少でも動けるようになる方法です。いわゆる応急処置のようなものなので、基本は安静が一番なのですがそうも言っていられない時もあると思います。そんな時は、上記のストレッチを是非試してみてください!