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膝の痛み
変形性膝関節症
毎日お悩みの膝の痛みの原因とは?40代から始める予防策3選【葛飾区亀有整骨院】
「年を重ねたからか膝の動きに違和感がある」「病院で膝の痛みを訴えたが、年齢によるものと言われた」このようなお悩みを抱える方に向けて、このブログを書きました。
膝関節の構造
膝関節は大腿骨(太もも)と脛骨(すね)を繋ぐ関節で、人間の体重の約7~8割の負担を受けている部分です。立っている時や歩いている時、階段の昇り降りなど普段の生活で毎日のように使っている関節なので、痛みが出やすいと言えるでしょう。しかし、痛みが出るというのは自身の体重や動作の負担以上に負荷を掛けてしまっている証拠です。膝の運動は曲げ伸ばしのみの動作となるので、太ももやふくらはぎの筋肉が非常に重要で、日々の生活であまり使えていない場合に痛みが出現しやすい傾向にあるのです。
膝の痛みは女性に特に多い
変形性膝関節症と呼ばれる疾患を患っているのは、男性よりも女性の割合が高いです。どうして女性に多いのかと言いますと、日頃から女の子座りや座って足を横に流す、内股などによって大腿骨が内側に捻れることでお尻の筋肉が十分に使えていない事が挙げられます。お尻の筋肉が硬くなってしまうと、その奥の股関節の動きに悪影響を及ぼしてしまいます。股関節が硬くなってしまうと、本来負担を軽減していた膝部分に前述の要因が重なってしまい、女性は膝の痛みを抱えやすいと考えられています。
40代から始める膝疾患の予防策3選
膝の痛みでお悩みの方は「もう年だから…」と諦めている患者さんが多いですが、実際に同年代でも膝の痛みを感じず、普通に過ごせている人は沢山います。膝の痛みを予防したい、膝の痛みがあってこれ以上悪化させたくないという方に向けて、この項目で予防策をご紹介して行きます。
ウォーキング
膝の痛みを引き起こしやすい女性の特徴として、普段はデスクワークや立ち仕事など身体を動かす機会が少ない人にこそ多いです。通勤や業務中に一応は歩いているというお声も聞きますが、実際はその運動量よりも動いていない時間が長いために血流供給がうまく行っていないことが考えられるのです。成人の平均的なウォーキング時間は1週間に約3時間と言われていますので、一日約30分ほどをほぼ毎日歩くことが理想です。
ストレッチ
筋肉が硬くなってしまうと柔軟性だけでなく、血行まで悪くなってしまい痛みの原因となります。ストレッチは筋肉を伸ばすことによって、硬くなってしまった部分の血流を良くする効果があります。血流を良くするという意味合いでは、ストレッチも軽い運動と言えるのではないでしょうか?膝の負担を軽減する為にも股関節や足関節のストレッチを中心に行うことが痛みの予防になります。
生活習慣の改善
休日はあまり出掛けず自宅に居ることが多い、出掛けても車を使うと言った生活習慣は、痛みを引き起こす要因となります。変形性膝関節症と言った関節の歪みが起きてしまうのは、体重や動作の癖だけでなく普段から動かせていないと言った理由があります。急に外に出て運動を行うのは中々難しいと思いますので、まずは買い物や通勤時に歩く時間を増やしてみるのが良いですね。その他にも足回りを温める事で、血流を改善させて痛みを予防することが可能です。週に3~4回程、湯船に浸かるなどして体を冷やさないようにすることも大事です。
まとめ
膝の痛みが現れやすいと言われる年齢は40代以降から特に多くなってくるとされています。女性特有の女の子座りや内股などのお尻の筋肉が硬くなってしまう習慣により、股関節や足の関節が動かなくなることが膝の痛みを引き起こしやすい原因と言えます。膝の違和感や痛みを感じ始めている方は、変形性膝関節症に進行しないよう今回紹介しました予防策を少しでも実践して頂けると幸いです。