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腰の痛み
腰痛の原因と治し方【東京都葛飾区亀有けやきの森整骨院】
あなたはこのような事で悩んでいませんか?
- 腰の痛みを感じずに不安なく生活を送りたい
- 朝起きる時に腰が痛い
- 椅子に座っていると腰やお尻、太もも裏が痛くなる
- 10分くらい歩いていると腰から足にかけて痛みが出て歩けなくなる
- 薬や痛み止めに頼りたくない
- 3ヶ月以上治療しても良くならない
- レントゲンやMRIを撮影しても異常が見つからない…けれど痛い
当院に来られる方もこのような悩みを抱えている方が非常に多いです。
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、日本人が抱えている自覚症状のうち、男性1位、女性2位(1位は肩こり)となっています。腰痛を抱えている方はとても多いのですが、はっきりわかっていないことがあることも事実です。
腰痛の原因
腰痛を患った場合にまず行かれる場所は病院や整形外科ではないでしょうか?そのような治療院ではまず、レントゲン・MRIといった画像検査を行うケースが非常に多いですが、はっきりとした腰痛の原因がわかるものはわずか15%と言われています。これを『特異的腰痛』と言います。
他の85%の腰痛は画像検査では問題ないものとされてしまうので、『骨に異常は無いので、痛み止めと湿布を処方しますので安静にしてくださいね。』と言われた経験があるのではないでしょうか?このような画像検査では異常が見つからなかった腰痛の事を『非特異的腰痛』と言います。
この85%の腰痛の場合は心配ないですよ?と言われても腰の痛みは変わりませんよね?でも病院では痛みを取り除く対処療法を基本としていて、治療出来る範囲が狭いためほとんどの場合が検査、薬の処方で終わってしまうのです。
原因が分かる腰痛:特異的腰痛 15%
椎間板ヘルニア
腰の骨と骨の間にはコラーゲン繊維を多く含んだ椎間板というクッションが存在します。この椎間板が何らかの力が加わったことによって外に飛び出してしまった状態をヘルニアと呼びます。
最近では『ヘルニアと腰痛は必ずしも一致しない』『約半年で9割のヘルニアは自然と無くなる』といったこともわかってきていますが、おしっこが出ない・出にくいといった膀胱直腸障害や脚に力が入らない・つまずきやすくなっている場合には手術が適応となる可能性もあります。
腰部脊柱管狭窄症
背骨の真ん中には脊髄を守るための空洞があり、その部分を脊柱管と呼ぶのですが、何らかの影響によって神経が圧迫されて腰や足の痛みやしびれを引き起こす病気です。特に50代から徐々に増え始めて最近では70歳以上の半分の方が脊柱管狭窄症になる可能性があるとわかっています。
腰椎分離症・すべり症
腰椎分離症の場合は学童期での激しいスポーツによるジャンプや腰を捻る動作繰り返すことで起こる疲労骨折の1つです。ほとんどの場合は、運動を一定期間(約3ヶ月)中止することが多いです。
この腰椎分離症を放置して完治していない場合に悪化してしまうものが腰椎すべり症となります。本来は骨と骨が関節を作って連なっているのですが、前後にすべってしまうことで腰の痛みや足のしびれを引き起こす可能性があります。
圧迫骨折
特に閉経後の女性や骨粗鬆症の高齢者が尻もちをついた時に起こりやすいです。ぎっくり腰だと思っていたら骨折をしていたり。何もしていない場合、くしゃみや咳によって骨折を招いてしまう場合もあります。
また、ガンの骨への転移によって圧迫骨折を起こす可能性もあります。
内臓由来の腰痛
慢性膵炎、腎盂腎炎、尿路結石、子宮内膜症といった疾患によって起こる腰痛です。原因がはっきりわかっている腰痛の中の約2%が占めているものになります。
原因がわからない腰痛:非特異的腰痛 85%
筋筋膜性の腰痛
急な腰痛(ぎっくり腰を含む)や3ヶ月以上続いている慢性的な腰痛の事を言います。85%のうちのほとんどのケースが占めています。
最初が肝心で、ぎっくり腰を放置して適切な施術や処置をしないと、慢性的な腰痛を抱えてしまう可能性が高くなります。そして慢性腰痛になると治りにくくなることも事実です。
当院ではこの筋筋膜性腰痛に対しての施術を得意としています。
心因性腰痛
主にストレスによって引き起こされる腰痛です。仕事や家庭でのストレス、過労、不眠、うつ病の方は腰痛になりやすいというデータが出ています。これは自律神経という神経も関係しているのですが、ストレスを感じることで血管が閉じてしまい痛みを引き起こすと考えられています。
腰痛の治し方
日本整形外科学会/日本腰痛学会が監修している「腰痛診療ガイドライン」を参考に記事を書いていきます。
・安静は必ずしも有効な治療法とはいえない、急性腰痛に対して痛みに応じた活動性維持は、ベッド上安静よりも疼痛を軽減し、機能を回復させるのに有効である
・職業性腰痛に対しても、痛みに応じた活動性維持は、より早い痛みの改善ン位つながり、休業期間の短縮とその後の再発予防にも効果的である
どういうことかと言いますと、今までは腰痛になったら家で安静にすることを整形外科では推奨していたのですが、急性の痛みがあっても、なるべく普段の活動性を維持することでより早い痛みの改善につながるということです。
おそらく仕事をしていて急な腰痛(ぎっくり腰)になった場合は、その日仕事を休むケースが多いのではないでしょうか?ですが、腰痛診療ガイドラインに掲載されている研究結果によると、休む期間が長ければ長いほど、痛みが取れにくくなり、職場復帰を遅らせてしまうとしています。
ですから、今後は痛みがあったとしても通常の生活をすることが大切となりますが、痛みを我慢して無理に動かすということではありません。
筋肉で例えると、ぎっくり腰などの急な腰の痛みは筋肉のケガのようなものです。
ケガをしている状態で無理やり動かすことや早くもリハビリを開始することはないですよね?
おおよそ筋肉の組織が完全に回復するまでは2~3週間必要とされているので、痛みが無くなったとしても完全に治っているとは言えないのです。この期間にしっかりとした処置や施術をしないと定期的に腰に痛みが出たりして慢性的な腰痛を繰り返す結果を生んでしまいます。
痛みが鋭い場合は、科学的根拠も持ち合わせている痛み止めや湿布を使用して、寝てばかりではなく無理の無い範囲で動かすことが腰痛を早く治すためのきっかけとなります。
では自分自身で治す場合はどのようなものがいいのでしょうか?腰痛診療ガイドラインでも運動療法が効果的と書かれているので『体操』『ストレッチ』『筋トレ』についてお話しします。
腰痛体操
腰の痛みを再発防止、改善する為には筋肉の柔軟性を出して適度に動かすことが大事となってきます。
《骨盤まわりを動かす体操》
- 仰向けになり膝を立てる
- 左右にゆらゆら動かす
- 骨盤に手を当てて前後左右に動かす
これを各3回1~3セット行うようにしましょう。
《ポイント》
- 力みを無くすためにゆっくり呼吸しながら行う
- 動かせる範囲で行なう
- 体操をしている時に痛みを感じた場合は即時に中止する
痛みが強い時は、どの動作で痛いのかチェックする為に動かしたくなってしまうと思いますが、逆効果に繋がることもあるので痛みが引いてから行うようにしましょう。
この体操を行っても腰痛に変化が見られない場合は、体操だけでは治らない可能性が高いです。そのような場合は一度しっかりと出来ているのかを確認させていただきたいので、一度当院にご相談ください。
腰痛のストレッチ
腰の痛みが強い場合はストレッチを行ってはいけません。必ず痛みが治まって予防として用いるようにしましょう。
《腰のストレッチ》
- 仰向けに寝て膝を立てる
- 膝を左右に倒す
- 肩が浮かないように注意する
この時に腰やお尻の部分がストレッチされている感じがあればOKです。これを左右10回ずつ行いましょう♪
《お尻のストレッチ》
- 座った状態で片方の足を立てて、膝のお皿の上に反対の外くるぶしが来るように足を組む
- そのまま仰向けになる
- お腹の方向に脚を近づける
これを左右30秒を1~3回行いましょう。
《太もも裏のストレッチ》
- 足った状態で、台などに足を乗せます。
- 膝を伸ばせない方は、膝を少し曲げた状態でもいいです。
- 余裕がある場合は、つま先を内・外に傾けましょう。
これを左右30秒を1~3回行いましょう。
《太ももの前のストレッチ》
- 座った状態で足を伸ばす
- 片方の足を曲げて、太ももの前を伸ばす
左右30秒を1~3回行いましょう。
腰痛の筋トレ
《腹筋》
- 仰向けに寝て膝を立てる
- 腰と床の間に隙間が出来ていることを確認する
- その隙間を無くすようにお腹を凹ませる
これを10秒かけてゆっくりと行うようにしましょう。
《お尻の筋トレ》
- 仰向けに寝て膝を立てる
- ゆっくりとお尻を持ち上げて10秒間キープ
- 腰が反りすぎないように注意する
これを1日1~3回行うようにしましょう。
体操、ストレッチ、筋トレはすぐに結果が出るものでもありません。継続がとても大切なので予防として行うようにしましょう。
当院の腰痛治療法
整形外科や整骨院の件数は軒並み増え続けて、コンビニの数ほどあると言われています。医療も発達しているにも関わらず、腰痛を抱えている人が減っているどころか増え続けているのが現状です。
そこで、腰痛を治すために整形外科や整骨院に通院されているはずなのですが、何故良くならないのでしょうか?
当院に来られている方の多くの患者さんが共通している部分はこのようなことを続けていました。
- 定期的に病院に通院して、痛み止めや湿布を処方され使用し続けていた
- レントゲンやMRIの画像でな異常が見られなかった
- 腰に電気治療や牽引をしていた
- 腰をマッサージしてもらっていた
このようなことを続けておられます。しかし、腰痛が治っているわけではありません。
治らなかったのは、何が原因となって腰痛を引き起こしているのか?さらにその原因に対して適切な施術が出来ていないからです。〇〇治療法など沢山ありますが、どれも痛みを取るために考えられたものになるので非常に優れているものになります。
ただ、何がきっかけで腰痛が起こされているのかを知らなければおそらくあなたの腰痛が治ることもないでしょう。
とはいえ腰痛の原因は1つだけではありません。椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症といったものもあるのです。ですが、レントゲンやMRIといった画像検査を行ってはっきり原因がわかるものは15%しかありません。さらに手術が適応となる場合はもっと少ない数字になります。
当院では何故腰痛になってしまったのか原因を特定して、その部分に正しい施術を行います。さらに施術している時間からすると日常生活で占める割合は非常に少ない為、腰に負担をかけない方法や日々の過ごし方をアドバイスさせていただき、一緒に腰痛を治していく整骨院です。
治療院にずっと通わなければならない方を1人でも多く救うことが私たちの目標です。