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寝違え
首の寝違えが治らない3つの原因をご紹介します【葛飾区亀有整骨院】
「寝違えてから時間が経つのに治らない」「寝違えを何度も繰り返してしまう」このようなお悩みを抱えている人たちに向けて、今回の記事を書きました。朝起きた時に首が痛くて起き上がれないという経験をしたことがある人は近頃かなり増えてきています。どうして治らないのか?と何度も寝違えを経験をしている人には、原因を自身で見つける事が非常に難しいと思います。そこで、これからご紹介する3つの原因について詳しく説明していきますので、必ず思い当たるものが見つかるはずです!
寝違えとは
寝違えは、不自然な姿勢で寝ていたり、デスクワークなどで首や肩に無理な負担がかかるために起こります。首から肩にかけての筋肉や靭帯などに炎症が起きて、痛みや運動制限が生じると考えられています。筋肉の疲労や関節の炎症を引き起こすのは、デスクワークやスマホの操作など同じ姿勢を続けている事によるものが原因とされる場合が多いと思われます。いずれにしても、ケガではなく病気と言えます。
首の寝違えが治らない3つの原因をご紹介します
姿勢不良による筋肉の緊張
デスクワークやスマホの操作など、同じ姿勢を長く続けている機会が多いほど、首や肩周りの筋肉が緊張してしまって、寝違えを起こしやすい状態になります。特に緊張して固くなった筋肉は上手く力が入らなくなってしまい、それが原因で姿勢が悪くなってしまうのです!姿勢の悪さが癖付いてしまうと偏った筋肉の収縮が起きるので姿勢が崩れた状態が普通になります。筋肉が緊張した状態が続くと血流が悪くなってしまうので、肩こりや腰痛、今回のキーワードである寝違えの原因にもなります。姿勢不良は自分で感じてはいても、改善策が分かりづらくそのままにしてしまいがちです。自分で無理に解決しようとはせず、寝違えが頻繁に起こる場合は医療機関を頼るようにしましょう。
心因性のストレス(自律神経失調症)
社会や家庭のストレスや人間関係などのストレスによる心理的な負荷の事を言います。日常生活の中ではストレスを感じる要因が山ほどあります。人間はストレスを感じる事で自律神経が反応して、防御態勢に入ります。具体的には血管の拡張、発汗、瞳孔の拡大などが起こるなど交感神経が優位となります。普段は交感神経と副交感神経が互いに体を調節して生命活動を維持しているのですが、ストレスが続くと自律神経系の乱れが起きて体調に問題が起こってしまうのです!その一つが血行不良による体の痛みです。血液の流れが悪くなれば、組織に十分な栄養が送られてきませんので、普段から疲労を感じやすい箇所は痛みが起こりやすくなります。そう言った点では、心因性のストレスも寝違えの原因になり得るのです。
スポーツや仕事による筋肉疲労
スポーツや仕事による筋肉疲労は、急激に血圧が上がることによる一時的な血行不良が起こることで、普通であれば休憩をしたり睡眠を取ることで疲労は改善します。しかし、十分な食事を摂っていなかったり、睡眠不足、ストレスが原因で慢性的な血行不良が続いているとスポーツや仕事後の疲労が取れなくなってしまいます。この状態が寝違えを引き起こす要因とされていて、ただ単に首を捻ったという外傷とは限らない点が考えられます。首を痛めてしまう原因は沢山ありますが、何気ない生活習慣の中にも原因が隠されているので、レントゲンやMRIなどの検査では根本的な原因の発見にはならないのです。
まとめ
寝違えは朝起きた時に首~背中にかけて痛みが起こる肉離れのようなものと認知されていますが、実際はもっと根の深い疾患と考えられているのが今回の記事で重要な部分です。今回ご紹介した3つの原因は、寝違えを起こしやすい方が日々の生活習慣として癖付いてしまっているものです。人それぞれ個人差があるので確実性は低くなりますが、整骨院に通院される患者さんの傾向で最も多いというのが実際です。整骨院や整体院での問診では、患者さんの生活習慣を元に原因を探り、根本的な改善を目指す施術を行っていますので、少しでもお体に悩みがある場合はお気軽にご相談をしてもらえればと思います!