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膝の痛み
膝の内側に痛みが出てしまう3つの原因とをご紹介します【葛飾区亀有整骨院】
「歩いている時や立ちあがる時に膝が痛む」「階段の昇り降りが痛くて辛い」このようなお悩みを抱えている方に向けて、このブログを書きました。膝の痛みは特に女性に多く出現すると言われていて、変形性膝関節症もほとんどが女性に発症し、男性に起きる事はとても珍しいです。なぜ女性に膝周りの問題が起こりやすいのか、また、どのように予防をしていけば良いのかを今回は原因と合わせて、3つほど説明していきます。
膝関節の構造について
膝関節は太ももとすねを繋ぐ関節で、曲げ伸ばしを行うと同時に体重の約7~8割の負担を受けるとされています。つまり、肩関節や股関節と違って自由に動かすことよりも体を支える役割があります。下半身にある大きな関節は股関節と膝関節、足関節が主ですが、その中でも膝関節は動かせる動作が曲げ伸ばししかありません。つまり、体の負担が特に掛かりやすいということであり、そのため膝関節の中には半月板と言ったクッション効果のある軟骨組織があるのです。
半月板は膝に掛かる負担を緩和する役割があります。立っている時などは体重の約7~8割の負担が掛かると言われていますが、歩いたり、走ったり、階段の昇り降りをする時は、その何倍もの負荷が掛かります。軟骨組織自体は血行が良いとは言えず、度重なる負担によって年齢と共に摩耗していくことは、テレビなどのメディアでよく紹介されていますね。
膝関節には普段からどれほどの負担が掛かっているのか知って頂いたところで、次に本題の原因についてご紹介していきます。
膝の内側に痛みが出てしまう3つの原因とは
内股や女の子座り
女性は男性と比べて内股である人の割合が多いです。足を外側に開いて座る姿勢は日本人女性の習慣には無く、更に日本の社会的に見ても良い印象を与えません。その結果として、お尻の筋肉が硬くなり股関節が十分に動かせなくなることで、膝関節に負担を掛けてしまい、痛みを引き起こしてしまうのです。内股や女の子座り自体は、世間的に見ても特に気にするほどの姿勢ではないイメージが強くなってしまいましたが、膝に痛みを及ぼす可能性が潜んでいるのです。
座りっぱなしや立ちっぱなしによる足の踏ん張り
長時間のデスクワークや立ち仕事は体を動かすよりもその場に踏ん張るような力が働いています。同じ姿勢が続くことで自身に掛かる体重が元で筋肉が常に緊張してしまい、固くなってしまいます。その結果として立ち上がる時や階段の昇り降りによって膝に負荷を掛けた時に痛みが起こりやすいのです。座りっぱなしや立ちっぱなしは無意識のうちに常に力を入れているので、それが度重なることで膝だけでなくあらゆる痛みの原因に繋がります。
反り腰による骨盤の歪み
反り腰は女性に多いと言われる背骨の歪みで、股関節の前側の筋肉が硬くなる事で骨盤が前側に倒れてしまい、それによって、体が前方に倒れないように背骨が体を後ろに引き上げる事で反り腰となります。股関節の前側の筋肉が硬くなってしまう原因としては、先にご紹介した内股が関係しています。内股によって太ももの骨が内側に捻られるとお尻の筋肉が硬くなります。それが股関節の前側の筋肉まで影響を及ぼしてしまい、骨盤を歪ませてしまうのです。体が正しい姿勢を維持できていない状態では十分な血流が送られず、膝にまで悪影響を及ぼします。
まとめ
痛めたきっかけが無いのにも関わらず、膝の内側に痛みが出現した場合、上記の理由である可能性が高いです。女性に多い内股や反り腰などによって、膝に影響を与えてしまっている実感は湧かないと思いますが、それだけ膝の関節は知らないうちに負担が掛かっているという事です。上記の3つの理由であれば整体の施術によって改善されますが、検査によってはそれ以外の理由も十分に考えられます。ご自身の膝の痛みがどのようにして起きているのかがはっきりしない時は、医療機関にまずは相談してみましょう。