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【お悩み別3選】整骨院と整形外科の違いについて徹底解説
よく整骨院と整形外科の区別が付いていないケースがほとんどだと思います。今回は整骨院と整形外科の違いについて徹底解説していきます。
【整骨院と整形外科の違い】保険は使えるの?
整形外科では医師による骨や関節・神経・筋肉などの治療・診断を行なえる場所になります。診断は医師だけに許されているのです。診察の際にはレントゲン(X線写真)やMRIなどの検査をして診断していきます。さらに症状に合わせて保険治療内で最大限の投薬、注射、リハビリテーションで治療を行ない、場合によっては手術をすることが出来ます。
整形外科でのメリットは、外科的治療が出来ることです。レントゲンを撮影して診断が出来るので、外からでは分からずに隠れているケガなどを発見できることがあります。
ただし、筋肉はレントゲンには写らないので、鎮痛剤や湿布で様子を見るというケースが多いようです。
整骨院では、柔道整復師という国家資格を保持した施術者が捻挫・打撲・挫傷・骨折・脱臼に対して冷やす、温める、物理療法、固定などそ使って施術をします。ここで注意しなければいけないことは、外傷(ケガ)による捻挫田打撲などの応急処置が保険診療の範囲となるので、慢性的に辛い腰痛やかたこり、五十肩などは取り扱うことが出来ません。
でも整形外科では出来ない筋肉や関節といった部分が原因となって症状を引き起こしている場合は、回復を早めることが出来るメリットがあります。
特に薬を常用しているのに痛みが消えずに薬を使いたくない方には、痛みを緩和させながら治療出来る場所になります。
【整骨院と整形外科の違い】レントゲンは撮れる?
整形外科ではレントゲンやMRIといった画像検査を行うことが出来ますが整骨院では出来ません。但し、撮ったレントゲンに対して見ることは可能となります。
レントゲンは主に「骨を検査するもの」です。骨に異常が無ければ「少し骨と骨の間が狭い」「変形がある」「ヘルニアの可能性がある」と言われたりしますが、内臓疾患やガンの心配はないということでもあります。
【腰痛・レントゲン撮影】異常が無いと言われた時に考える1つのこと
【整骨院と整形外科の違い】どっちに行ったらいいのか?
まず、どんな疾患でも自己判断はせずに整形外科を受診するようにしましょう。整骨院では、内臓疾患やガンといった命の危険性があることを調べられないからです。最初に整骨院に行ったとしても、もしもの可能性がある場合は整形外科を受診するように勧められると思います。
もし。信頼している整骨院の先生が居た場合はその先生に診てもらってから判断を促すようにしてみましょう。骨折や脱臼というのはリハビリも必要となるので、整形外科や「ほねつぎ」というメッセージを出している整骨院(接骨院)に行くようにしてみて下さい。
慢性的に腰痛や五十肩に悩まれている方は筋肉の治療を得意としている整骨院がいいと思います。このような慢性痛は健康保険を使用しての治療は出来ませんが、通常整形外科と整骨院を保険を使用して併用することが原則禁止となっています。もし、保険を使用して併用している場合は、整骨院から残りの7~9割を請求されるのでご注意ください。
但し自費治療を整骨院で受けている場合は、整形外科の受診も可能となります。早期に良くしたい場合は、整形外科で診断をされてから、整骨院で自費治療を行なうように併用するといい結果が出やすいと考えています。
【整骨院と整形外科の違い】まとめ
整形外科では詳しい画像検査が出来る
鎮痛剤や湿布などの処方薬も保険治療内でもらえる
外科的治療も可能
整骨院では筋肉の硬さを取り除くことが得意
全身の状態を見たうえで治療が可能
薬に頼らずに治療することが得意