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マッサージと整体の違い3つを現役柔道整復師が詳しく解説していきます【葛飾区亀有整骨院】
「マッサージは受けに行ったことがあるけど、整体は無い」
「整体もマッサージと同じじゃないの?」
このような疑問を持っている人に向けて今回の記事を書きました。現在は整骨院、整体院、リラクゼーションなどは、マッサージを受けに行くところというイメージが強いと思います。実際に間違ってはいませんが、これだけ多くの店舗が並んでいると、どのようなサービスを受けられるのか分からずに困惑してしまう人も多いのではないでしょうか?そこで、現役柔道整復師がマッサージと整体の違いを3つほど詳しく解説していきます。
マッサージの定義について
手技によって皮膚や筋肉に刺激を与える事で血行を良くし、体の不調を改善する施術をマッサージと呼びます。専門的なマッサージについては、按摩マッサージ指圧師の資格が必要で、医療行為として認められています。勘違いしやすいのが、リラクゼーションなどの揉みほぐしです。心と体の癒しを提供するリラクゼーションは、厳密にはマッサージと謳っておらず、治療行為とはなりません。整骨院や整体で受けられる手技も、マッサージとは言い切れず、按摩マッサージ指圧師の資格を持っているかどうかが判断基準となります。
マッサージと整体の違い3つを現役柔道整復師が詳しく解説していきます
整骨院では主に外傷の処置、整体は慢性的な痛みや姿勢の歪みを改善する、リラクゼーションは疲労を取り除きつつ心身を癒すと言ったコンセプトがありますが、これから更に分かりやすく解説していきます。
目的の違い
マッサージは皮膚や筋肉に対してのアプローチを行い、血行を良くすることで疲労回復や痛みの改善を目指しますが、整体は皮膚や筋肉はもちろん、関節に対してのアプローチを行います。関節が硬くなると筋肉の収縮がしづらくなり、血流が慢性に悪くなることで痛みとして現れます。特に背骨の関節を動かすことを整体では重きを置いていて、施術を行うべき部位に違いがあります。
施術効果の違い
マッサージも整体も手技という同じような技術で患者さんの体に触れますが、どちらも効果に違いがあります。マッサージは硬くなってしまっている筋肉を揉みほぐすことで筋肉痛や疲労を取り除く効果があります。整体は関節に対して動きを付けていき、筋肉の収縮をしやすくすることで関節可動域を広げ、痛みの出にくい体に整える効果が期待できます。
施術後の経過の違い
患者さんが抱えているお悩みによっては、満足感の変わる施術がマッサージと整体です。マッサージはスポーツの現場で良く取り入れられていて、選手の体のケアを行うなどメンテナンスとしての側面が日本では強いです。整体は慢性的に何年も続くような痛みに悩まされている人に対して根本的な原因を探り、改善を目指すことが目的です。長年抱えていた悩みが解消される分、整体は痛みが取れた時の解放感がとても大きいと思います。
まとめ
マッサージと整体は資格や目的に違いがあり、その中でも受けた後の経過が重要です。同じ手技という素手で体に触れる行為ですが、それぞれにしっかりとして理由があります。街中に溢れる程に増えてきましたが、検討しているようであればこのブログを参考に是非お試しください。けやきの森整骨院では、外傷の他にも整体の施術を行っており、痛みに悩む人たちの駆け込み寺でありたいと思っています。