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膝の痛み
変形性膝関節症
変形性膝関節症とは?【葛飾区亀有にあるけやきの森整骨院】

「膝の内側が痛く、整形外科を受診して変形性膝関節症と言われた」
「変形が改善しないと、膝の痛みが良くならないんじゃないかと不安になっている」
このブログはこのような悩みを抱えたあなたに向けて記事を書きました。
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症とは、その名の通り膝が変形してしまって膝周りに何らかの症状が起きている状態のことを言います。
男性よりも女性に多く見られて、高齢になればなるほど患う確率も高くなっていきます。
変形性膝関節症の主な症状
- ・膝に水が溜まる
- ・立ち上がり時、歩き始めなどの動作開始時痛
- ・正座が出来ない
- ・階段昇降時の痛み
- ・膝が曲がらない、伸びない など
このようなことが起こってきます。
変形性膝関節症になってしまう原因は?
軟骨の老化や、肥満などが原因となって起こると言われていますが、膝関節の主な仕事は「曲げること」と「伸ばすこと」です。
関節の動きは本来、曲げる、伸ばす、左右に捻る、左右に倒すと6通りの動きがありますが、膝は強靭な靭帯に覆われていることもあって、捻ることや倒すことができません。万が一そのような動きが出てしまった場合はケガに繋がる可能性も考えられます。
また、軟骨の老化というものは、年齢を重ねれば若いころと比べれば当たり前のことです。しかし、軟骨は70歳でも80歳でも修復されるという研究結果も出ています。
軟骨には血液は通っていませんので、直接的に栄養を送ることは出来ませんが、関節を動かすことによって潤滑液が軟骨に送り出されて栄養を送っています。
膝にかかる負担は周りの関節が硬いから!?
何故膝に負担がかかってしまうのかと言うと、膝関節の周りにある、股関節と足首の硬さが影響して負担がかかりやすくなることが考えられます。
特に股関節は、先程お伝えした6通りの動きをすることが得意な関節なので、十分な柔軟性がなければ他の部分の負担が強くなりそうなことは理解できるのではないでしょうか?
股関節や足首の硬さが膝にかかってしまう…というのはあくまで結果として出ているのです。
肥満で膝の痛みが必ず出るのか?と聞かれたらそうではありません。お相撲さんを見ればわかると思いますが、あれだけ大きな体をしているのに、膝のケガはあったとしても、ケガでない膝の痛みは出ていません。それは、やはり股関節の柔軟性が長けているからです。
上手に負担を受けられる股関節と足首などの柔軟性が重要という事は理解していただけるのではないでしょうか?
まとめ
変形性膝関節症は、あくまで病気ではありません。レントゲンやMRIで検査を受ける必要はもちろんあります。「変形=膝の痛み」というわけではないので、まずは病気が隠れていないのか?を確認するために病院で検査を受けるようにしましょう。
- ・膝に水が溜まる
- ・立ち上がり時、歩き始めなどの動作開始時痛
- ・正座が出来ない
- ・階段昇降時の痛み
- ・膝が曲がらない、伸びない など
このような症状を抱えている場合は、一度ご相談ください。